すっかり秋めいたParisの街並みをジョギングしながら、この夏休みを思い返していました。
街全体が世界遺産に登録されているベルギーはブルージュの中心、マルクト広場の裏手にあるバーで、ベルギー・ビールを飲んだっけ。
右は、ポピュラーなジュピラーの生。左はチェリー風味のクリーグです。どちらも口当たりが良く、夏の暑いさなかに歩き回った身体にしみ込みました。
歴史を感じる、と言いますか、歴史そのもののたたずまいに身を置き、視界の中に外国人しかいない(こちらではオヂさんの方がむしろ外国人なのでしょうが)中で過ごすことが当たり前になってはいますが、暮らしている土地を離れてもなお、外国人に囲まれている状態が心地良く感じる不思議さは、なかなか解っていただけないかもしれません。幸いにして、フランス語とフラマン語の両方を少しずつ喋れることも、旅先で接するホテルマンやバーテンダーなどといった人たちから親密に接してもらえる理由なのかもしれません。街に溶け込む瞬間こそ、旅のなによりの楽しみなのではないかと、あらためて思いました。
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