2022年12月30日金曜日

節目の年が終わりゆく(振り返り)

  還暦を迎えた寅年が終わろうとしている。大きな変化があったこの一年は、瞬く間に時が過ぎた。ざっと振り返っておきたいと思う。

 1月、正月が明けて早々に、5年暮らしたエジプトを後にし、ロサンゼルスにやってきた。初めてのアメリカ生活のスタートだ。1月中はホテルに、細君が加わって2月頭から3月初旬までは仮のアパートに投宿し、住まいを探した。その間に、ありとあらゆる手続きをほぼオンラインで行い、マツダの新車をリースし、メルセデスの中古車を購入した。もちろん全て英語。なぜかアメリカ人がマスクをしている姿に、妙に感心した。

 3月初旬、海から徒歩1分という好ロケーションのアパートに入居。Ikeaやダイソーに足繁く通い、家具と生活用品を整えた。この頃からCovid-19に関連する各種規制が大幅に緩和された。25年ぶりに叔母とその息子たち(従兄弟)家族に再会し、泣かれた。

 4月以降、数十年ぶりという水準の円安と、7%を超える物価上昇のダブルパンチにより、生活に大打撃を被った。生活の立ち上げにまとまった資金が必要な初年度であるだけに、殊更厳しかった。それでもエンゼルスの試合観戦にも2回行って大谷翔平クンを間近で応援したし、7月には叔母が盛大に還暦を祝ってくれた。頻度は激減したものの、ゴルフも再開した。

 ロサンゼルスに来てから既に2回のブースター接種を済ませていたにもかかわらず、8月にはコロナに罹り、人生最大レベルの喉の痛みと熱に苦しんだおかげで、夏休みが消えた。そして9月にはまたドカンと仕事が忙しくなった。ただ、そこから12月までの間に、おそらくロサンゼルスにいる間になすべきいちばん大きな仕事になるだろうと考えていた契約案件を、合意に漕ぎ着けることができてしまった。

 遠出したのは、サンディエゴ、サンタバーバラ、サンタマリアあたりまで。いずれも車で2〜4時間程度の距離。通勤用のメルセデス号は3月からの10ヶ月で走行7,000マイルを超えた。ポンコツぶりはオーナー譲りだ。新車のマツダは遠出に使った割にはまだ4,000マイルも走っておらず、すこぶる快調。アパートの契約更新も無事クリアし、やり残しが見当たらない状態で年の瀬を迎えることができたのは、幸運だったと言えよう。

 来年は、少し腰を落ち着けて生活したいな。

2022年12月23日金曜日

どちら様もメリークリスマス

  もう先週くらいから朝晩の通勤時間帯でも渋滞が解消されていて、快適だ。学校も休みに入り、世の中はすっかりクリスマス休暇モードで、ちゃんと真面目に働いている人がどれだけいるんだろうという雰囲気。

 で、家を留守にしているにもかかわらずAmazonなんかでやたらいろんなものを注文するもんだから、アパートの宅配ボックスがキャパオーバー。郵便配達人などは郵便物をそこらに置いて行ってしまうもんだから、届いたはずのものがなくなる。どうなってんのよ、もう。

 とは言えだ、我が家は特別な買い物もせず、どこへ行くわけでもなく、家でまったりチーズフォンデュでもしながら飲んだくれるのが関の山。初老のクリスマスなんぞ、それでいいのだ。え?プレゼントに欲しいもの?あるよ。車。誰か新型フェアレディZをください。

2022年12月11日日曜日

お互い頑張ろうよ、ベンツ君

  先日の帰り道、メーターの距離計に4が5つ並んだ。珍しい光景なので思わず写真を撮ったんだが、これ、マイルですから。kmになおすと実に23万kmオーバー。いや、ご苦労様です。9年間でよく走りましたね。


 右のタコメーターの下の方に、オレンジ色の警告灯が。これは、伸びて緩んだタイミングチェーン・ユニットを交換しなさいというメンテナンスをリマインドするもの。はい、分かってます。そりゃいろいろと不具合も出てくる頃ですよ。オーナーの身体も同じですから、お互いケアが必要なのは身をもってよく解りますってば。でもね、お金がないんですよ。だからね、警告灯なんか点けてないで、もう少しだけ頑張ってくらはい。

2022年12月2日金曜日

アメリカでも師は走るのか、いや西海岸では走るまい

  早いもので今年も師走を迎えた。まごうことなき年の瀬である。ついこないだ、年が明けて間もない頃にロサンゼルスに転勤してきたばかりだというのに、来月にはアメリカ在住1周年だ。時の流れがあまりに速すぎて、気持ちがまったく追いつかない。

 とはいえ、世の中はサンクスギビングの連休とブラックフライデーのセールが終わったら、もうあとはクリスマス・年末に向けて一直線だ。事務所ビルの入り口には巨大なクリスマス・ツリーが早速お目見えしたし、パリピのおばさまたちは仮装して上機嫌だ。まともに仕事している人なんて、カリフォルニアにいるんだろうか。

 我が家はといえば、折りからの円安のせいで収入がガックリと下がり、プチ旅行すら計画できない極貧ぶり。クリスマスも正月も家でひっそり過ごすのかな。せめてちょっとお高い日本酒でも買って、ちびちびやるんだろう。ま、それもよかろう。


2022年11月28日月曜日

カリフォルニア・ワイナリー・ツアーなかなかに素敵

  LAから北へ約150マイル、途中、事故で少し渋滞する区間があったものの、海風のあたる斜面にはほとんど木が生えていない丘陵地帯を縫うように高速を3時間ほど走った先にある小さな街Santa Maria、その郊外の丘の上にあるのがPresqu'ile Winery。

 一面の畑に行儀良く整列した葡萄の木々、青い葉は既に黄色から枯れ葉色へと変色し、広大な土地を秋色に染めているのでした。

 ネットで予約していた時刻と名前を告げると、試飲用のグラスとメニューを渡され、ウェルカム・ドリンク代わりのスパークリング・ワインを注いでくれました。眼下のワイン畑を一望できるゆったりしたテラス席に腰を下ろすと、テーブル担当の女性ソムリエが「さあ、ソファに深く腰を下ろして、この素晴らしい天気とワインを楽しんでくださいね」と。

 まな板のような皿の上には、敷地内の菜園に自生する何種類ものハーブをふんだんに使ったサラダ、チーズ、柔らかく煮た肉、パンなどが盛り付けられている。改めてスパークリングから始まり、シャルドネを中心とする白、ピノノワールやシラーなどの赤、トータル7、8種類のワインが順番にサーブされる。雄大な景色の中で時間をかけてワインとつまみを楽しむ。絶好の天気とも相俟って、この上ない午後になった。なるほどこれがカリフォルニア・ワイナリーの醍醐味ってやつなのね。なかなかエエじゃないか。



2022年11月23日水曜日

Thanksgiving Dayって言うけどさ

 明後日11/24は、Thanksgiving Dayの祝日。ていうか、世の中はそこから4連休です。よく聞くけど、Thanksgivingって、何を祝う日なの?

 1620年、メイフラワー号に乗って新大陸に渡ってきた最初の移住者(ピルグリム)たちが食べ物がなく苦しんでいたところを、ネイティブアメリカンたちが助けてくれた。でも、その翌年には大豊作に恵まれ、収穫をもたらしてくれた神に感謝してお祝いしたところがThanksgivingの始まりなんだとか。

 この日、アメリカ人の多くは家族で七面鳥などのご馳走を食べながら家で過ごすんだそうだ。休みのお店も多いしね。きっと街は閑散とするんだろう。

 で、翌日がブラック・フライデー。ほとんどのお店がバーゲンセールで、不要在庫を一掃するもんだから、前日とは打って変わって、モールなどは買い物客でごった返すみたい。
 我が家は、そんなセールには目もくれず、LAから3、4時間ほど車で北に走り、ワイナリーでテイスティングなどを楽しむ小旅行かな。

2022年11月13日日曜日

B級と侮るなかれLA郊外の観光地2選

 昨日11/11は、ベテランズ・デイ(Veteran's Day:退役軍人の日)の祝日ということで、せっかくなのでこの3連休はLA郊外の日本では余り知られていない観光地にドライブしたのでした。

 連休初日はLAから海岸線を北に約200マイル、日帰りドライブとしてはたっぷりと距離があるんですが、同僚のご夫妻から朝イチの電話で「美味しい牡蠣を食べに行きませんか」というお誘いを断る理由もなく、行ったのがMorro Rock。山が海底に沈み、山頂だけが残ったとされる何とも不思議な島。江ノ島やモン・サン・ミシェルを思い出させてくれるビジュアルですが、陸にはアザラシ、浅瀬にはラッコがお腹を上にして浮かんでいます。そして、お目当ての牡蠣を、控えめにひとりあたり半ダースずつ。小振りながらもこれが実に美味しい。食べにくる価値ありです。


 そして今日は、LAから北へ約30マイルとこちらは近場ながらも砂漠のハゲ山が連なるシエラペローナという地域にあるVasquez Rocks。「堆積層とその後の地震による隆起の結果形成された岩」というよく判らない説明はともかくも、ミルフィーユのように重なり合った大岩が高くそびえ立つところを、勇気の分だけ登っていくことができます。還暦のオヤジですから、すぐに足がすくむっていうか、タマヒュンになってしまって。。。若い子たちがひょいひょいと登って行くのを見ているだけで怖くてダメです。何と言っても座右の銘は「無理をしない」ですから。