この週末は何かと興味のあるイベントが盛り沢山で、目移りしてならない。まずは、オオタニ君。本拠地アナハイムでの今シーズン最終戦、対テキサス・レンジャーズ。投手としての登板は今日29日なので、ホームランを期待したい。何より、シーズンオフには移籍話が再び飛び交うだろうし、本当にエンゼルスに残留してくれる保証もないから、地元でオオタニ君を応援できる最後のチャンスになってしまうかもしれないとすれば、観に行かずに済ませて良いのか。
並行して、同じアナハイムで金〜日曜までモーターショーがあるようだ。馬鹿みたいにデカいピックアップトラックや、環境問題どこ〜?って思わせるコルベットなんかに混じって、トヨタ・クラウンもお目見えするみたい。へえ、ちょっと関心あったのよね。 最後はむしろこれが本命かもしれないのが、ロングビーチのちょっと南、ハンティントン・ビーチで行われるエア・ショー。映画Top Gunマーベリックのヒットを追い風に、米空軍の精鋭たちの飛行が目の前で見られる。ひょっとしたら音速を超えたときに発生するソニックブームを目撃してしまうのだろうか。ワクワクが止まらないんだが。 とまあ、どれにしようかな状態なのだ。いずれにせよLA南部はどこへ行くにも渋滞を覚悟して出かけることになりそうだ。でも、うちのカミさんが教室に通う「お花」の展示会があるんだってさ。結論はそれなのかも。。。2022年9月21日水曜日
「T」を制する者は
アメリカ人の、いわゆるロレロレ英語は、耳に慣れないうちは聴き取りに苦労する人も多いだろう。ロレロレの代表格はやっぱり巻き舌の象徴とも言える「R」なんだろうが、実は聴き取りの難易度を高めているもう一つの要素は「T」ではないかと思う。
ゴルフTV中継の解説でふんだんに英語を取り入れてくることでお馴染みの戸張捷をわざわざ引用するまでもなかろうが、20=Twentyはアメリカ発音ではトゥエニー(トウェンティに非ず)で、ティがニーに変わっているが、まあこれは誰でも聞いたことがあろう。では、これはどうだ。Internetを発音に忠実に表記すれば、イナネ(インターネットに非ず)だ。つまり、今度はタがナに変わっている。これだけ聞くと、ああ「な」行に変化するのね、と思いがちだが、変化はこれだけじゃない。小型の狼のような野犬Coyoteは、なんとカヨーリ(コヨーテに非ず)だ。テがリにまで変化してしまう。段違いも甚だしい。(ただし、語尾が「い」段に変化するのはTの場合だけでなく、Karaoke=キャリオキなどにも見られる。)さらには、日本にもある大型卸しスーパーのCostcoはカスコ(コストコに非ず)だ。つまり、しまいにはTを発音すらしない。ゴルフの話題でお喋りしているときに、唐突に「カヨーリがさあ」と言われても、それが山あいのゴルフ場をうろつくコヨーテのことだとはすぐに解るまい。
つまり、アメリカ英語の初期の段階では、「T」を制する者が会話をスムースに運ぶことができるような気がする。うん、あくまで気がするだけだ。
2022年9月15日木曜日
大谷くんも食べているアレが遂に判明
エンゼルスの選手たちがベンチの中でとにかく皆んなして食べているのが、ひまわりの種だ。小さな袋入りのものを各々が手にし、一掴み口に放り込んでは、中の実だけ食べて、ペッペッと殻を吐き出すもんだから、ダグアウトの内も外も地面はひまわりの種の殻だらけ。後で掃除する人のことなんか全くお構いなしなんだな、と思ったら、大谷くんはちゃんと紙コップに殻を吐き出しているのでした。ちゃんとしてるんだよね、こういうところ。
ところで、スーパーに行くと、いろんな種類のひまわりの種が売っているのだが、色々と画像を検索してみて、エンゼルスのベンチにいつも山盛りで用意されている銘柄が分かる画像にようやくヒットした。それがこれ。
そして、Ralphsという大手スーパーで、3.29ドルで売られているのがこれ。もう間違いないでしょ。ビンゴです。こりゃ是非とも近いうちに買って食ってみるしかない。
と、勇んでみたものの、幼少の頃、夏になればひまわりの1つや2つ近所のどこかに必ず咲いていたし、枯れた花の真ん中から種を取って食べることなど、決して珍しいことではなかったんだよね。おやつは買って食べるものじゃなくて、自然の中で探すもの、みたいな。昔話でした。
2022年9月9日金曜日
Top Gun(36年の時を経てなお旧型がよろし)
映画Top Gunの前作が公開されたのは1986年、実に36年(3回り)の時を経て今回の作品に至った訳だが、マーヴェリックの空と陸の2つの愛機は、いずれも36年前の旧式の方がファンの支持を集めているように思う。
F-14トムキャット。可変翼が特徴的な戦闘機で、当時プラモデルの世界でもそれを忠実に再現したキットが大ヒットしたそうだ(友人の受け売りのママ)。飛行機の模型って、普通は飛行機専門の人が多いし、何なら商業機の人と軍用機の人は相容れなかったりするそうだが、大ヒットというからにはおそらく日頃飛行機を指向しない他ジャンルのモデラーたちも作ったのだろう。
そして、カワサキGPZ900R Ninja。このGPZニンジャは、カワサキの大排気量ラインナップの中でも特に無骨で男臭いスタイルが人気だった。タンクやカウルにベタベタと貼られた軍のステッカーもカッチョ良い。日本では750ccにダウンサイズされた型が売られたけど、やっぱ本場の900だよねってことだったと思う。プラモデルでは1/12スケールのものしか見たことがないけど、今でも1/6ビッグスケールが販売されたら即買いだろう。H2と並べて床の間に飾りたい。
にしても、何故、性能も製品クオリティも現代のF-18やH2に遠く及ばない36年前の古いマシンたちの方がファンの支持を獲得するのか。もっとも、今回の作品のターゲット層は、36年前に憧れを抱いた奴等に他ならないので、当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないね。
2022年9月6日火曜日
Top Gun Maverickを観てみた(還暦つながり)
今日はLabor Dayの祭日。日本でいうところの勤労感謝の日か。すぐ近所の映画館へ、Top Gun Maverickを観に行ってきた。
まあ、男の子が好きな要素だけを集めるとこういう映画になるということなんだろう。映像の迫力は流石のレベル。使われている戦闘機はF14からF18に進化した。ただ、戦闘機よりも一部の男の子たちを虜にしたのが、マーベリックが駆るバイクだった。ノーヘルで、サングラスをかけて、後ろにいい女を乗せて。車種はカワサキ900ニンジャだった。1/12スケールならプラモデルも発売されていたけど、私が好む1/6スケールにはラインナップがなかったので、製作したことはない。今回の作品では、同じカワサキでも、H2という超弩級の車種に進化していた。
ときに、角度によっては歳とったなぁとも、いやまだまだ若いなぁとも見えることがある主役のトム・クルーズ。実は私と誕生日が4日しか違わない還暦組だった。しかも来年にはMission Impossibleの最新版が封切られるらしい。すげぇ。