独立記念日はBBQと花火

 　今日7月4日は、アメリカ合衆国の独立記念日である。1776年の独立宣言から246回目を迎える。

　独立記念日の今日、多くのアメリカ人たちは何をしているかというと、昼間はバーベキュー、夜は花火だ。そして、国の至る所で、ロサンゼルスだけでも数カ所のビーチなどで、昼間はBBQの煙が、そして夜は打ち上げ花火が空を飾る。

　とは言っても、我が家のすぐ裏手のヨットハーバーでは21時から僅か20分間。500発くらいではないだろうか。なんたって、我が日本の花火職人さんたちによる芸術的な夏の祭典を見て育ってきた日本人にとっては、球数、種類、大きさ、高さ、構成のどれをとっても到底不十分。ま、それでも本格的な夏の訪れを毎年決まった日に教えてくれる7月4日の花火、来年はもうちょっと良いポジションから一眼レフでも構えてみようかな。

　そういえば、ウィルスミス主演の映画Independence Dayでは、墜落したUFOから引っ張り出した宇宙人の死骸を引き摺って砂漠を歩くシーンで、「ほにゃららBBQ...」というウィルスミスの台詞に「丸焼きにして食ってやる」という字幕があてられているようだが、実際には「せっかくのバーベキューを食いそびれちまった」と愚痴っていたのが正解。だけど、独立記念日にBBQという習慣を知らない日本人にはその意味を理解できないだろうからという理由で、上述の訳となったというお話でした。