2021年7月3日土曜日

顔見知りが亡くなるのは悲しい(猫)

  毎朝、子猫3匹を連れて我が家の裏庭に餌を食べに来ていた母猫が今朝、家の前の道路で死んでいた。おそらく車に跳ねられたか、何かとびきり悪いもんでも食べたのだろうが、外傷もなく綺麗な姿で、まるで眠っているかのように横たわっていた。残酷なもんで、体の柔らかい部分から小さな蟻が集り始めていた。

 裏庭の窓の外で餌を待っていたのは子猫たちだけだったから、母猫はどこかなと子猫たちに尋ねた矢先の出来事だ。流石にこの4年くらい、毎年生まれた子供たちを連れてうちに来ていたいわば「顔見知り」なだけに、ショックだ。

 食べるものがなく痩せ細りミイラのように死んでいく野良猫は、きっとごまんといるのだろう。それに比べれば、幸せな人生だったのかもしれない。来世ではまた猫なのかな。合掌。

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