正月二日、三日と1泊で草津温泉に行ってきたぞ。年に一度くらいしか日本に帰ってこない生活の中、一時帰国中の温泉旅行はこのコロナ禍でちょっと無理してでも定番化したい。ただ、お宿の関係者にご迷惑をおかけしたくないので、抗原検査キットを購入して家族みんなで自主検査・陰性確認した上で、特急に乗った。
長いトンネルを抜け、山を越えた先の草津は、雪景色でした。そして、寒い。エジプト暮らしで毛穴が開き切っていたためか、余計に寒さが堪える。湯畑も西の河原もうっすらと雪化粧をして綺麗なことこの上ないのだが、とにかく寒い。小道の脇に流れる温泉に指先を浸すと、その時だけは天国なのだが、その後がヤバい。
ひいひい言いながら宿に戻って露天風呂、そして夕食にお節を食べながら地酒をちびる。内陸なのに、お魚が旨い。仕入れが良いのだろう。
源頼朝の時代からこんこんと湧き出る強い酸性のお湯のおかげで、細菌はほとんど滅せられてしまうそうだ。「五寸釘を入れといたら1週間で針くらいの細さに溶けますよ」とは、タクシーの運ちゃんの科白だが、まあそこまでではないだろうよ。でも、だからここ草津にはコロナはない。Go toを停止する必要なんかないんじゃないか。
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