2020年2月16日日曜日

エジプトでIQOSに変えてみたが。。。

 ホントに今更なのだが、タバコからIQOSに変えてみました。たまたま同僚が以前購入した新品未開封の本体が余っているというので格安で譲ってもらったからなのだが、以前からまったく興味がなかったかというと、そうでもない。まあ、本体と一緒に分けてもらった中身(タネ)が2カートンしかないので、それが尽きる頃には飽きるだろうとタカを括ってスタートしたのです。まあでも別にIQOSに変えたところで吸う本数が減ったわけでもないし、大差ないかなと。
 ところが、数箱吸うか吸わないかのうちに、気まぐれで従来のタバコを吸ってみると、これがとてもじゃないけど臭くて吸えない。紙が焦げた匂いが強烈にするんです。びっくりするくらいに。なので、もう普通のタバコには永遠に戻れない片道切符を購入してしまったのだと悟ってしまったわけです。
そうなると問題なのは、エジプトではタネが買えないじゃないか。どうすんだ。と思って、調べてみると、どうやら売っているらしい。ただし、IQOSの製造元であるフィリップ・モリス社ではないところから販売されている類似品というか、ジェネリックものであるようだ。
 そして呆気なくタバコ屋で見つけたのが、これ。HEETSというブランドで、何種類かのフレイバーがある。外れがなさそうなメンソールを選んで購入。パッケージには、何やら見慣れない文字が表記されている。読めないどころか、何語なのか見当すらつかない。かろうじて、製造元と思しき部分に電話番号が書かれている。「+374」で始まる国。調べると、アルメニアでした。トルコとアゼルバイジャンに挟まれた旧ソ連から独立した国。エジプトからも近いっちゃ近い。正規輸入とはあまり思えないのだが、驚いたのはそのお値段で、1箱が100ポンド=約600円。日本よりずっと高いじゃないか。今まで吸っていたマルボロが1箱40ポンド=約240円以下だったので、それに比べると3倍近い。しかも、カートン単位でしか売らないんですという。
これじゃあ健康に良い悪いという以前に、お財布に厳しい。どうすんだこれ、と、しばし深刻に悩んでみたのだが、結論は、本数を減らす以外にないというものでした。ICOSに変えて本数を徐々に減らし、行く行くはフェードアウトするように静かに禁煙できるのではないかという目論見。果たして欲望に弱い私は、自身で描いた青写真のとおりに行動できるのだろうか。炭水化物ダイエットで成功を収めた今の私なら、禁煙すらもできてしまうのか。いや、甘いか。

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