日本はどこを向いても改元の話題でもちきりなんでしょうね。エジプトなんてところに暮らしていますと、やっぱり遠いところの話に思えてしまうのです。だからという訳ではないけど、令和も3日目にして初めてそれをテーマにする天邪鬼ぶりです。
だって、行きつけのゴルフ場にはジャカランダが薄紫のきれいな花を咲かせ始めましたし、気温は既に30度を超えているし、週明けからはラマダン(断食)が始まるのです。
ジャカランダは南米原産のマメ科の樹。製材すると、高級家具の材料になるそうです。葉のない枝いっぱいに綺麗な花をつけ、しかし一週間もすると全部地面に落ちてしまうその姿は、日本の桜とイメージが重なります。
アフリカでもケニア、タンザニア、エジプトなど大陸東側に広く分布していて、あちこちに住む日本人の目と心を癒してくれる象徴的な樹なのです。
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