この年末に、家族が帰国することになりました。息子の進学という避け難い理由による計画的な帰国です。
アパート地下階の倉庫に山積みしてあったダンボールを数個ずつ部屋に引き上げ、まずは生活に影響のないものから箱詰め開始です。壁に貼ってあった絵や額入りの写真だけでもゆうに5箱以上、いろんな国で買い集めた飾り物やグラス・食器類が数十箱。まだまだ始まったばかりだというのに、既に腕の筋肉がパンパンになり、腰も痛みます。そして、あっという間にダンボール箱が家のそこらじゅうで幅をきかせています。日を追うにつれ、足の踏み場すら無くなっていくでしょう。
残された私のローマでの単身生活がいつまでになるのか、そしてその先がどうなるのか、まだ会社からは何も内示がありません。飛行機が離発着を決断するジレンマゾーンに身を置いているみたいな、落ち着かない毎日です。
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