2016年10月16日日曜日

モノクロで撮るROMA(その1:クイリナーレ~共和国広場)

 良く晴れた日曜日。
 3年半を過ぎたローマでの生活も、残りの時間が少なくなってきた予感がしてきましたので、記憶と記録のためにもきちんと写真に撮っておこうと思い立ちました。
 見どころ満載のローマの街を巡るには、時間的にも体力的にも一日二日では到底間に合いません。ですから、今日はここからここまでというふうに区域やテーマを細切れに区切って、シリーズで取り組むしかありません。良い散歩にもなります。

 ということで、第1回目は、クイリナーレから共和国広場までをたどってみましょう。
古代ローマの7つの丘のひとつ、クイリナーレの丘に建つPalazzo del Quirinaleは、1583年に当時のローマ法王により建造された宮殿で、現在はイタリア大統領官邸として使われています。いわばイタリアのど真ん中からスタートとうわけです。
宮殿正面の広場Piazza del Quirinaleからは、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂も臨めます。そして広場にはオベリスクが。
  クイリナーレ広場から9月20日通りに続く道を北へ進むと、2つの公園に挟まれる形でベルニーニの設計によるSant'Andrea al Quirinale教会が右手に見えてきます。
  いわゆる官庁街でもあるこの通りは、車の往来もさほど多くなく、気持ち良く散歩できます。それにしても、10月中旬とはいえ快晴のローマの陽射しはこの時期でもかなり強く、コントラストが強く出過ぎてしまうため、撮影には厳しい条件。露出を上げると白い部分が飛んでしまうし、逆に下げ過ぎれば日陰の部分がつぶれてしまいます。
もう少しだけ進んで細い通りとの交差点、Chiesa di San Carlo alle Quattro Fontane聖堂の建物を含む4つの角には、それぞれ異なる彫刻が施された4つの泉(噴水)が迎えてくれます。
  なぜモノクロなのかというと、街並みに似つかわしい派手な看板や、工事中であることを示す蛍光色の表示などが絵の中に入ると、途端に生活臭がしてきて残念な気持ちになるからです。さびれた裏道などはそれでも良いのですが。。。
 引き続き9月20日通りを、右手に国防省やイタリア中央郵便局などを見ながら歩いて行くと、大きな交差点の左奥にサンタ・マリア・デッラ・ビットーリオ教会が見えてきます。1600年代のはじめに完成したこの教会、ダン・ブラウン著「天使と悪魔」に登場したことから人気が出ました。
  教会の交差点から、老舗の高級ホテルST.Regisを横目に大通りを車と同じ方角に南下すると、共和国広場(Piazza della Repubbulica)に出ます。
放射状に道路が出入りする大きなラウンドアバウトの南側半分を、馬蹄形のアーケードが囲んでいます。
アーケードの中から、凝った造りの照明とアーチ越しに見える反対側には、古代ローマの遺跡をベースに、ミケランジェロが設計したとされるサンタ・マリア・デッランジェリ・エ・デイ・マルティーリ(Santa Maria degli Angeli e dei Martiri)という長い名前の聖堂が見えます。
  第1回目はここまで。次はどの辺りを攻めましょうかね。
  因みに撮影機材は、相も変わらず古びたCanon EOS30Dと、レンズはSigmaの17-70です。ISO800。多くの写真は露出を2/3マイナス補正。


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