2015年7月11日土曜日

1/9 MOTO GUZZI V7カラビニエリ(その9)

  フロントカウルのスクリーンは、接着面が断面の幅だけという心細さ。しかも、そのつなぎ目に沿ってまるでセロテープで留めるように細いデカールを貼って誤魔化すというもの。
 それじゃあ駄目だろってことで、カウル裏側から先ずはリブを貼り付けました。材料は0.3mmのプラ板。

スクリーンをあてがい、マスキングテープで位置を固定して、リベットの穴を開けます。 スクリーンにひびが入ってしまわないよう、ちと緊張しながらの作業です。

さらに、同じプラ板でこんなふうに切り出して、穴を開けます。もちろん、あてずっぽうの作業ではカーブが合わなくなりますから、厚紙で予め型紙をとっています。

前後のプラ板でスクリーンを挟み込むようにして、虫ピンを通して仮留め。虫ピンは裏側から瞬着で止めたあと、余計な部分を切り落としましょう。

構造的にも本物に近づいた上、見た目も強度も、劇的に改善されました。いつもこんなふうにスムースに工作できるとは限りません。今日は珍しく上手くいきましたので、既にビールを飲んでいます。

0 件のコメント: