今から約ひと月前の東京。出迎えてくれたのは、満開のソメイヨシノでした。
画像は、母が住む千葉県松戸市の丘、相模台公園です。関東ローム層の標本のような赤土に、四方からドーム状に覆いかぶさる白。きっと前日の日曜日は、大勢の花見客で埋め尽くされたのでしょう。人影もまばらな中、贅沢な思いで久し振りのニッポンのsakuraに見とれてしまいました。
代わってこちらは、1枚目の写真から2日後の北海道は旭川郊外。屋根に積もった雪こそ落ちていますが、田畑は畦道を残してまだ真っ白。遠くにすっきりとそびえる大雪山系も真っ白です。
小一時間ほど、玄関前に凍りついた残雪をスコップで壊して吐き出す「雪割り」作業をしました。親指に出来たマメの皮がめくれたのを見た家人に、「ペンより重いもの持たないからねぇ」と冷やかされ、北の国の厳しい暮らしの一端をあらためて実感。
きっと今頃は、多くのライダーたちが、北海道の遅い春を求めて本州からやって来ている頃でしょう。
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