澄み切った青空が広がる日曜日の午後、アパートの近所を散歩していましたら、カフェのテラスで午後の紅茶を楽しむ人々を横目で見る位置に、見慣れぬオートバイを見つけました。
タンクにはSUZUKI、サイドカバーにはGT500というエンブレムが認められます。2ストロークのパラレルツイン。日本では販売されなかった排気量なので、輸出専用のモデルなのでしょう。レモンイエローのラインが純正のカラーリングかどうか知識がありません。ウィンカーや反射板はおそらくオリジナルでしょうが、前後のキャストホイールやブレーキローターは、最近の物に置き換えられています。
家に帰ってネットでちょっと調べてみると、70年代初期に市販されたモデルらしい。実に40年以上、現役で走り続けていることになります。その割には、何という状態の良さ。オーナーが、日常の手入れを欠かさず大事にしている様子が伺えて、嬉しくなりました。
2 件のコメント:
ホイール、タイヤ、ブレーキが今時のものに交換されていることから、
飾っておく派ではなくて走る事が大好きなオーナーさんの
人柄をうかがい知ることが出来ますね。
私も街でこうしたバイクやクルマに出会うとそれだけで気持ちが弾みます。
>迷走さん
おそらくシート地も、オリジナルに忠実に張替えて
あります。オーナーの年齢は解りませんが、冬の
夜長にワインでも飲みながら、バイク談義してみたく
なります。
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