今日から冬時間です。
朝起きたときに、家中の時計を1時間巻き戻しました。つまり、今日は25時間の1日を過ごしたわけです。
さて、dax君のサイドカーですが、リアに頑丈なキャリアを設置しました。メッキされたパーツは、ジャンク箱からの発掘物。適当な角度のランナーを組み合わせて一体形成したものを、本体からステーで支えます。塗装が済むまでは、取り外し自由にしておきます。
丸みを持たせるように修正したフロントノーズには、リアとのつり合いを考慮して、より細いメッキパーツを探し出し、アクセント付けしてみました。これも未接着で、ボディ側に開けた穴にパチっとはまるようになっています。
この後は、サイドカーの内装とシートに取りかかります。
2011年10月29日土曜日
物欲(USJ)
日頃はあまり物欲のない奴なんですが、今いちばん欲しいのがコレ。
便利な世の中になったもんで、ネットでちょこっと検索すれば、ランナーのタイプ別に最も適した製品を簡単に見つけることができます。これは、ランニング初心者で、かつ、そこそこ体重がある方にもぴったりという、まるでこのオヂさんのためにナイキさんがわざわざ作ってくれたような。。。と言いますか、私のような体形だからランニングを始めようという人が巷にはきっと沢山いるのでしょう。マーケットをちゃんと解ってるメーカーが、ニーズに合わせた製品開発をちゃんとするので、そりゃ売れるのも当たり前です。色もウルトラマンみたいでカッコ良い。
最近、会社の近所にランニング・グッズを専門に扱うショップができたので、きっとそこなら売っているかも。そうでなくても、シャンゼリゼに行けばナイキのでかいショップがあるので、クリスマスのプレゼントはこれかな。あ、今日もちゃんと走ってきました。
2011年10月23日日曜日
SUZUKI GT500
澄み切った青空が広がる日曜日の午後、アパートの近所を散歩していましたら、カフェのテラスで午後の紅茶を楽しむ人々を横目で見る位置に、見慣れぬオートバイを見つけました。
タンクにはSUZUKI、サイドカバーにはGT500というエンブレムが認められます。2ストロークのパラレルツイン。日本では販売されなかった排気量なので、輸出専用のモデルなのでしょう。レモンイエローのラインが純正のカラーリングかどうか知識がありません。ウィンカーや反射板はおそらくオリジナルでしょうが、前後のキャストホイールやブレーキローターは、最近の物に置き換えられています。
家に帰ってネットでちょっと調べてみると、70年代初期に市販されたモデルらしい。実に40年以上、現役で走り続けていることになります。その割には、何という状態の良さ。オーナーが、日常の手入れを欠かさず大事にしている様子が伺えて、嬉しくなりました。
タンクにはSUZUKI、サイドカバーにはGT500というエンブレムが認められます。2ストロークのパラレルツイン。日本では販売されなかった排気量なので、輸出専用のモデルなのでしょう。レモンイエローのラインが純正のカラーリングかどうか知識がありません。ウィンカーや反射板はおそらくオリジナルでしょうが、前後のキャストホイールやブレーキローターは、最近の物に置き換えられています。
家に帰ってネットでちょっと調べてみると、70年代初期に市販されたモデルらしい。実に40年以上、現役で走り続けていることになります。その割には、何という状態の良さ。オーナーが、日常の手入れを欠かさず大事にしている様子が伺えて、嬉しくなりました。
2011年10月21日金曜日
DAX 70(5)
型紙からプラ板2mmで底面を、同1mmでサイドとアッパーをそれぞれ切り出し、箱組みした後、フェンダーや半円形のウィンカーの張り出し部分、風防の取り付け部分などを接着していきました。箱組みの四隅の接着部にはエポパテで裏打ちをしておき、ヤスリで角を落としても穴があかないようにしておきました。また、フロントの天板には、ちょっとしたデザインを施すため、2mmプラ板を貼り付けて、ふくらみをもたせました。
ホイールの取り付けは、アクスルが通る穴を開けたボディの内側に、金属の六角ナットを仕込んだだけの簡単なもの。ネジ1本で車輪を着脱可能です。ボディのリア側、下の方には、内側に四角いブレーキランプ、外側に丸いウィンカーがそれぞれ取り付きます。
サイドカーのボディ製作は、だいたいこんなものでしょうか。とにかく、ちっこくて可愛らしいけど、ちょっとカッコ良くて、シンプルだけどクラシックになりすぎない。そんな雰囲気を目指しています。いろいろな角度からジロジロと見つめて、う~ん、ここはもう少し削ろうとか、このカーブが気に入らないとか、唸ってばかりです。フロント・ノーズは丸くしてしまうかもしれません。もうしばらく唸ってみて、そこそこ納得がいくようなら、サフを吹き、表面を仕上げて、あらためて様子を見ることにしましょう。
後は、リアに荷物をくくりつけるためのキャリアを取り付けたりといった細かなディテールの作り込みをする必要がありますが、何といっても、内張りとシートをどうするか。気持ちは早くもそちらに進んでしまっています。
ホイールの取り付けは、アクスルが通る穴を開けたボディの内側に、金属の六角ナットを仕込んだだけの簡単なもの。ネジ1本で車輪を着脱可能です。ボディのリア側、下の方には、内側に四角いブレーキランプ、外側に丸いウィンカーがそれぞれ取り付きます。
サイドカーのボディ製作は、だいたいこんなものでしょうか。とにかく、ちっこくて可愛らしいけど、ちょっとカッコ良くて、シンプルだけどクラシックになりすぎない。そんな雰囲気を目指しています。いろいろな角度からジロジロと見つめて、う~ん、ここはもう少し削ろうとか、このカーブが気に入らないとか、唸ってばかりです。フロント・ノーズは丸くしてしまうかもしれません。もうしばらく唸ってみて、そこそこ納得がいくようなら、サフを吹き、表面を仕上げて、あらためて様子を見ることにしましょう。
後は、リアに荷物をくくりつけるためのキャリアを取り付けたりといった細かなディテールの作り込みをする必要がありますが、何といっても、内張りとシートをどうするか。気持ちは早くもそちらに進んでしまっています。
2011年10月16日日曜日
DAX 70(4)
今回の作品のツボは、これ。サイドカーです。
いくら70cc原付2種とはいえ、ちっこいdaxの横に、更にちっこいサイドカーがちょこんと付くのですから、人が乗ることは想定していません。ヘルメットや、買い物袋や、ひょっとしたら花束でも、そんな物を積んで街をトコトコと走らせる、そんな想定です。
いつまでもデザインを空想していても仕方がないので、厚紙を取り出し、ノッポさんかワクワクさんになったつもりで、型紙をちょきちょきと切り出し、テープで仮組みしてみました。ディテールはともかくも、全体のシェイプとしては、可愛らしさもあり、こんな感じでイケるのではないかと思います。このあと、型紙からプラ板を切り出して、箱組みします。
タイヤは、1/12カワサキからリアホイールごと転用。1/6スケールなら8インチ相当ですから、サイズ的にはok。ホイール形状やハイグリップの扁平タイヤがdaxの時代考証にマッチしていませんが、そこは昔を懐かしむ中年オヤヂが現時点でカスタムしようとするとこうなるということで、勘弁してもらいましょう。
2011年10月15日土曜日
USJの成果
この7月に始めて以来続けている週末だけのUSJ(ウルトラ・スロー・ジョギング)ですが、その成果は着実に体重計に反映されます。今日現在で、少なくとも4.5kg程度の減量に成功しました。もう一息で、念願の大台を切るところまで来てまして、ヤル気に拍車がかかります。これから長い冬の間、普通の中年サラリーマン生活をしていては、なかなか汗をかかなくなるので、ますますランニングは欠かせません。
実は我が家からわりとすぐのところ、セーヌ川の中ノ島であるジェット島に、ムッシュ・サルコジの私邸があるので、ひょっとすると、いつかこんなふうにSPを引き連れてランニングする大統領にもお目にかかれるかもしれません。
2011年10月12日水曜日
どういう時代?
先日、本田技研の偉い人が記者懇で語ったことが、ちょっとした話題になっています。
http://response.jp/article/2011/10/10/163565.html
高回転・高出力型の大型バイクについて曰く、『乗りにくいものを造ってもしょうがない。。。そんなものは街中で楽しいはずも無いし、そういう時代じゃない。。。もうちょっと本当に常用域のところで楽しいものを造ろうよと。』
。。。オヂさん、ここまでは大賛成です。スピリッツも感じました。
曰く、『ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。だから少なくとも実用品というか、乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろと、見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、乗ってどうだけちゃんとやれと社内には言っている。』
。。。我が国が世界に誇るリーディング・メーカーの幹部の言葉としては、正直なところ如何なものかと思いました。
先ず、他社の製品を「盆栽のようなもの」と決めつけたり、デザイン勝負をはなから諦めたりする姿勢は、それが例え良い意味で言ったものだったとしても、決して褒められたものではないと思います。
少なくとも、BMWやドゥカは、優れた素材や構造を採用することによって結果的に導かれるデザインの秀逸性、言ってみれば機能美の極みがその魅力の一つであることは、幅広いライダーが理解しているのではないでしょうか。仮に、悪意はなかったとしても、見た目に美しいことのみに価値があって、それに高い値札が付いているというような意味が少しでも言葉の裏に込められているとすれば、ホンダという企業の品格を落としかねない暴言とのそしりは免れないと危惧しました。
もちろん一番の真意は、乗って楽しいものを作りたいとするシンプルな発想にあると信じたいところです。そして、もしそうであるならば、価値観の多様性が叫ばれる現代にあって、高性能車を「そんな時代じゃない」と自ら切り捨てるんじゃなく、また、「常用域でちゃんと楽しい」という曖昧なコンセプトでもなくて、こういうバイクでこういうエンジョイ・ライフの方法もあるよと、もっと具体的でワクワクするような提案を示して欲しいのです。
「○○○な時代」の○○○の中に入る新しい(若しくは普遍的な)価値観を世に提案し、人にとってバイクが良質のツールであり続けるよう、バイクを取り込んだ生活スタイルを牽引するメーカーであって欲しいと、そう願っているのです。
http://response.jp/article/2011/10/10/163565.html
高回転・高出力型の大型バイクについて曰く、『乗りにくいものを造ってもしょうがない。。。そんなものは街中で楽しいはずも無いし、そういう時代じゃない。。。もうちょっと本当に常用域のところで楽しいものを造ろうよと。』
。。。オヂさん、ここまでは大賛成です。スピリッツも感じました。
曰く、『ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。だから少なくとも実用品というか、乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろと、見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、乗ってどうだけちゃんとやれと社内には言っている。』
。。。我が国が世界に誇るリーディング・メーカーの幹部の言葉としては、正直なところ如何なものかと思いました。
先ず、他社の製品を「盆栽のようなもの」と決めつけたり、デザイン勝負をはなから諦めたりする姿勢は、それが例え良い意味で言ったものだったとしても、決して褒められたものではないと思います。
少なくとも、BMWやドゥカは、優れた素材や構造を採用することによって結果的に導かれるデザインの秀逸性、言ってみれば機能美の極みがその魅力の一つであることは、幅広いライダーが理解しているのではないでしょうか。仮に、悪意はなかったとしても、見た目に美しいことのみに価値があって、それに高い値札が付いているというような意味が少しでも言葉の裏に込められているとすれば、ホンダという企業の品格を落としかねない暴言とのそしりは免れないと危惧しました。
もちろん一番の真意は、乗って楽しいものを作りたいとするシンプルな発想にあると信じたいところです。そして、もしそうであるならば、価値観の多様性が叫ばれる現代にあって、高性能車を「そんな時代じゃない」と自ら切り捨てるんじゃなく、また、「常用域でちゃんと楽しい」という曖昧なコンセプトでもなくて、こういうバイクでこういうエンジョイ・ライフの方法もあるよと、もっと具体的でワクワクするような提案を示して欲しいのです。
「○○○な時代」の○○○の中に入る新しい(若しくは普遍的な)価値観を世に提案し、人にとってバイクが良質のツールであり続けるよう、バイクを取り込んだ生活スタイルを牽引するメーカーであって欲しいと、そう願っているのです。
2011年10月9日日曜日
DAX (3)
エンジンです。この型のエンジンは、これが何台目でしょう。実車も含めて、私の中で最もお馴染ですが、70ccというのは初めて。でも、排気量の違いは外見だけでは全く解りません。
もともと、タケ●ワさんなどの高級アフターパーツは、余り好きではありません。昔から、どちらかといえば、ハヤシとかSupermonkeyさんのような一見ノーマルと見間違うような控え目なルックスのパーツが好みでした。ま、今回は、そういうことにこだわらず、素組でいきます。
ただし、キットのメッキのままでは、新車でもここまで光っちゃないぞってくらいキラキラしていますので、スモーク塗料でニュアンスを付けることにしましょう。
シリンダーヘッドのフィンの隙間の角や、六角ナットの付け根などに、しみ込ませるような感じでスモークを流し込み、陰影を付けていきます。左の腰下が塗装前、右の腰上が塗装後です。同じメッキ部品ですが、これだけでも随分とリアルさが出てくるもんです。
もともと、タケ●ワさんなどの高級アフターパーツは、余り好きではありません。昔から、どちらかといえば、ハヤシとかSupermonkeyさんのような一見ノーマルと見間違うような控え目なルックスのパーツが好みでした。ま、今回は、そういうことにこだわらず、素組でいきます。
ただし、キットのメッキのままでは、新車でもここまで光っちゃないぞってくらいキラキラしていますので、スモーク塗料でニュアンスを付けることにしましょう。
シリンダーヘッドのフィンの隙間の角や、六角ナットの付け根などに、しみ込ませるような感じでスモークを流し込み、陰影を付けていきます。左の腰下が塗装前、右の腰上が塗装後です。同じメッキ部品ですが、これだけでも随分とリアルさが出てくるもんです。
2011年10月8日土曜日
DAX (2)
マグナの完成を待たずに、次のキットに手を出してしまいました。Honda Dax 70です。
先ずは、キットの内容確認から。
部品点数はマグナなどと同様、1/6モデルとしては、大して多くありません。ハンドル周りのスイッチなどもグリップと一体形成のゴム製だったり、大雑把といってしまえばそれまでですが、パーツひとつひとつの精度はTAMIYAさんですから、まあ信頼性は高いでしょう。老眼鏡と煙草を傍に置いて、じっくり眺めます。
今回の作品のコンセプトは、だいたい頭にイメージできています。本体?は、基本的には素組みでいきますが、そのイメージをより煮詰めている間、全体に影響しない細部をいじっていくことにします。
前後10インチのホイール。デザインは悪くないのですけど、実車でも足元がやや重たい印象を受けます。バネ下重量は燃費に大きく左右することも勘案して(ほんまかいな)、肉抜きをしてみました。左が加工前、右が加工後。少しだけ軽快になった気がします。
新しいキットは、楽しいな。
2011年10月2日日曜日
ウルトラ・スロー・ジョギング(USJ:ご近所編)
この週末は、ゴルフなど他の運動をしなかったので、土、日の両方とも、USJを怠りませんでした。いつも走るご近所一周の景色を紹介します。
Paris市の外周をぐるりと囲む首都高環状線(ペリフェリック)から僅かに外側にはずれただけで、こんなにも歩道が広く、高い栃の木の並木が陽射しを遮ってくれます。犬や子供を連れて散歩する人、お気に入りのベンチに座ってゆっくりと時間を過ごすお年寄り、 カフェで遅い昼食を楽しむ人たち。やわらかな木漏れ日の中を、様々な人々の暮らしを横目に走るのが、少しずつですが楽しくなってきました。とはいえ、はたから見れば、大汗かいて息の上がった中年のアジア人が、この景色に馴染むかどうかは甚だ疑問ですけどね。。。
2011年10月1日土曜日
セニック。。。ドナドナ。。。(続き)
2年半前、家族より一足早くParisに到着してから、2週間の間にアパートを決め、車を購入する必要がありました。ホテルと会社を往復し、前任者と慌ただしく引き継ぎをしながら、住宅物件と中古車物件の双方を探すのは、海外生活に相当慣れているオヂさんでも、手間暇がかかるものです。
そんな中、Paris郊外のスズキ四輪販売店でこのセニック君と出会いました。
日本で言うところの車検2年付き。前のオーナーは犬を飼っていたことが、車内の匂いからすぐに解りましたが、外装はまずまずきれいに保たれていました。
家族到着直後から、ヴェルサイユ近郊の日本人学校の往復や、足りない家具の買い出しにIKEAへ何度となく通ったりという、新しい生活の立ち上げに、セニック君は即戦力として大活躍してくれました。その後は日々、カミさんの足となり、ときには郊外の農場へ、ときには近郊の観光地へ、ときにはベルギー、オランダと国境を超え片道数百キロのプチ旅行も、こなしてくれました。
Paris市内の荒れた路面を11年間、10万km踏みしめる間、大きな事故も起こすことなく、2つの家族の喜怒哀楽を見つめ、支えてきてくれたセニック君。このたび少し早い引退となりましたが、本当にお疲れ様でしたと言ってあげたいと思います。
そんな中、Paris郊外のスズキ四輪販売店でこのセニック君と出会いました。
日本で言うところの車検2年付き。前のオーナーは犬を飼っていたことが、車内の匂いからすぐに解りましたが、外装はまずまずきれいに保たれていました。
家族到着直後から、ヴェルサイユ近郊の日本人学校の往復や、足りない家具の買い出しにIKEAへ何度となく通ったりという、新しい生活の立ち上げに、セニック君は即戦力として大活躍してくれました。その後は日々、カミさんの足となり、ときには郊外の農場へ、ときには近郊の観光地へ、ときにはベルギー、オランダと国境を超え片道数百キロのプチ旅行も、こなしてくれました。
Paris市内の荒れた路面を11年間、10万km踏みしめる間、大きな事故も起こすことなく、2つの家族の喜怒哀楽を見つめ、支えてきてくれたセニック君。このたび少し早い引退となりましたが、本当にお疲れ様でしたと言ってあげたいと思います。
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