2011年2月27日日曜日

Z1300 Godier Genoud(19)

 仕事のない日曜日の今日、久し振りのゴルフに出かけました。練習嫌いのわりには、それなりのスコアで回れたので気分は良く、それより何より、見渡す限りの緑が、しょぼつく老眼を優しく癒してくれます。

 てなことで、模型作りの方は、はかばかしい進捗がありませんが、その最大の理由がこれ。集合マフラー作りです。
 ノーマルのマフラーは3 in 1 x 2本出し。こりゃ都合が良いと、一旦はキットの集合部を縦に重ねて省エネ工作してみた(画像中の左、黒い方)ものの、エキパイとエキパイの隙間が空きすぎていて、集合した時のまとまり感、一体感が全くありません。これに合わせて先にエキパイを曲げたり延長したりと既に加工してしまっていたのに、組み付けてみたら、ありゃりゃなレベル。これじゃあ駄目だと、やり直すことを決意しました。ま、大きな見せ場の一つでもあるので、手抜きする方が悪かった。
 気を取り直してプラ板にパイプを6本、隙間なく並べて接着しました。これを1本にまとめるための、楕円かつラッパ状の集合部を作らなければなりません。そこで、9mm径パイプを分割し、三角に切り出したプラ板で広がりを持たせていきます。

 ヒイヒイ言いながら、ようやく形になったのが、上の画像。
 手抜きのものと比べてみると、やっぱり遥かにそれらしい。完全接着を待って、表面を整えることにします。後方の太い排気管をつなぐため、一回り小さな径のパイプをしつらえ、差し込めるようにしてあります。
 この後は、もう一度、6本のエキパイの取り回しを調整しなければなりません。ああ、次回は絶対、単気筒のモデルにしようと、心に誓ったのでした。

2011年2月26日土曜日

ステッカー探し

 やっと週末になりました。
 模型作品用にデカールを自作する際、メーカーのロゴなんかは、画像検索で比較的すぐに見つかります。オヂさん世代が、ネットってつくづく便利だなぁと感じる瞬間でもあります。でも、ちょっと古くて、気の効いたステッカーがないものかと、ネットでいろいろ徘徊していると、ときどきお宝みたいなサイトに出会います。

 いろいろあるのですが、今日は、随分以前に見つけたイタリアのサイトを貼り付けてみました。味もそっけもないサイトですが、あちらのテイストがお好きな方なら、こんなステッカーも良いかもしれません。

http://www.motomanuali.com/

2011年2月20日日曜日

Z1300 Godier Genoud(18)

 ステップ回りです。
 取り付け位置、ステップ・プレート、レバーなど、あれこれ試行錯誤でプラ板などを切り刻み、現場合わせしながら一つずつ部品を作る作業はとても楽しいものです。
 結局、キット部品を利用したのは、ブレーキのマスターシリンダー上部のホース取り出し口(黒い部分)のみ。

 組み上げてみました。
 各所に、1mm径プラ棒の両側をライターで炙ってリベット止めしてあります。シフトレバーのペダル部分には、後でゴムのパイプを差し込みます。
 こんな調子で、いつもキット部品の3~4割は使わずに残ってしまいます。まあ、残った部品たちも、ジャンク箱でやがて再び活用されるのを待つ訳ですから、それはそれで購入価格のうちと考えるようにしましょう。

2011年2月18日金曜日

Z1300 Godier Genoud(17)

 サイレンサーです。加工を終えて、サフを二度吹いたところです。
 z1300の巨大な車体とのバランスを考慮した、大きな楕円柱です。排気口は少し下向きに、また、エキパイとの連結のためのスプリングをひっかけるフックも付けました。既存の製品をそっくり真似している訳ではありません。様々なメーカーのマフラーを参考にして、加工のし易さなども考慮し、この形になりました。
 6気筒1300ccの集合管は、いったいどんな音がするのでしょう。低く、どちらかというと、こもった音がオヂさんの好みです。

2011年2月13日日曜日

Z1300 Godier Genoud(16)

 この一週間、仕事がひどく立て込んで、模型作りがほとんどできませんでした。11日もフルに仕事、今日も日曜だってのに、夕方から仕事。残業手当なんか出ないのに~。

 まあいいや。気を取り直して、そんな中でちょびっとだけ進めたところをupしておくことにしました。
 排気管は6 in 1の集合マフラーとします。エキパイのとり回しや集合部分といった難易度の高いところは後回しにして、先ずはサイレンサーから。かなり大振りの楕円のサイレンサーをイメージしていますが、プラ板をきれいに成型して楕円柱にする技量は到底ありません。しばし黙考。
 思いついたのが、これ。1/6モンキーのキットに付属されていたカスタム・マフラー。エキパイと一体だったのを、切り離します。

 もちろん、ミニマム・サイズのモンキーと、マキシマム・サイズのz1300ですから、そのまま流用できるはずもないので、ジャンク箱にとっておいた2台分のパーツを使ってしまいます。
 キット部品を見ると、ステーがはまる箇所に凹みがつけられていますので、その部分だけ輪切りに切り落して2台分を縦につなぎました。その上で、楕円柱となるように6mm幅のプラ板を中間にサンドイッチ。挟んだプラ板は僅かに外側にハミ出させておき、ヤスリで仕上げれば、何とか求める形と大きさになるのではないかと目論んだのです。真ん中のつなぎ目には、後でステーを被せるようにはめてしまいましょう。

 最後は、排気口の部分。9mm径のプラパイプにプラ板を接着してから、くり抜いて外周を整えれば、先端のリブ加工となりました。

2011年2月12日土曜日

このまま行くわけではあるまい

 日本のニュースでは大雪だそうで。かたや、parisは割と暖かい2月で、春を思わせる日も。とはいえ、まさかこのまま一気に本格的な春まで行ってしまう訳はあるまいと、永年のヨーロッパ暮らしで何度も裏切られた経験から、ど~せ寒さがぶり返すに違いないんだからと、やや、はすっぱな見方をしています。

 スイスはジュネーブに住んでいたのが、99年から04年までの約5年間。春の訪れを真っ先に教えてくれたのは、レマン湖を回り込むようにジュネーブ~ローザンヌ~モントルーへ抜ける高速道路沿い。道路脇に延々と植え込まれた、レンギョウの黄色い花でした。


 parisの春も3回目を迎えます。流石に大都会ですから、人口40万に満たない田舎街ジュネーブのような牧歌的な春を街中に見つけることは難しいかもしれませんが、もう少し暖かくなったら、カメラ片手に春を告げる被写体を探してparisの街をブラついてみたいな。

2011年2月6日日曜日

Z1300 Godier Genoud(15)


 苦節約1週間、盛って、削って、また盛って~♪ 溶きパテ塗ってぇ、また削りぃ♪ を繰り返した後、白サフ塗った状態です。
 全体のフォルムと大きさのバランスを見るために、クリップや棒を駆使して、車体にあてがってみました。プラ板をコの字に曲げた状態からの工作としては、なかなかどうして、悪くなさそうです。
 もっとも、グリップ部の膨らみなどは完全な左右対称になるはずもなく、精度的には70点くらいの出来ではありますが、どこかで諦めるしかありません。最終的には、派手なカラーリングでかなり誤魔化しが効くのではないかと期待しています。
 カウルのステーは、いろいろ画像をググってみても、車種によって様々です。これだというやり方が見つからないまま、現場合わせで作っていかざるを得ません。

2011年2月2日水曜日

やっちまいました

 やっちまいました。
 Z1300のカウルを工作途中、プラ板の接着シロをカッターで切り落としているときに、左手の中指の真ん中あたりを、すぱっと。
 さすがは静岡県が世界に誇るタミヤのクラフトナイフ。刃を取り換えたばかりの切れ味は抜群です。だから、ほとんど痛みがない。その割には出血が多かったのは、傷が思いのほか深かったのか、それとも血の気が多かったのか。
 フランス版バンドエイドの製品名は、Mercurochrome。日本のものよりもやや厚手ですが、その分、はがれにくく、長持ちします。世の中には、切り傷は瞬間接着剤で一発だと言う豪傑もいるようですけど、どうなんでしょうか。
 いずれにしても、趣味で怪我してはいけません。ま、バンドエイドで済むくらいならいいか。