湾曲させたプラ板で箱組するのですが、シートカウルのカーブとぴったしになるように曲げるのが結構やっかいです。底板の方を何度も何度もライターで炙ってはカウルにあてがい、という作業の繰り返しです。
想定しているシート地は上質の革素材。実車換算で3cm強の厚みをもたせ、やや腰のあるクッション材を用い、長距離ランでもお尻が痛くならないものをイメージ(妄想)。縁には1mm径プラ棒をぐるりと貼り付けて、トリミングを表現しました。これまた曲げながらの接着なので、けっこうな面倒くささ。接着したてのシート表面は、指先に着いた接着剤でベタベタと汚いのですが、乾燥してからペーパーがけして表面をならせば大丈夫。
シートカウルをボルト止めできるよう、フレーム側に六角ナットを埋め込んだステーもつけました。これで足掛け2日。出来上がったシートは、最終段階で両面テープなどでカウルに乗せようと思います。
4 件のコメント:
シート縁にひと手間かけてるだけあって塗装前なのに
ビックリするような存在感を醸し出しています。
みやっちさんが"妄想"してるシートの仕様が
非常にわかりやすくこちら側に伝わってきます。
私自身がシートには様々な注文や思い入れがあります。
みやっちさんがそれを造形で表現する腕と、
シート屋さんが実際の座り心地を生み出す作業と、
表現の仕方の違いこそあれ、手を抜く事ができない性分、
職人としてのコダワリを感じます。
レーサーレプリカでもシートの質にこだわる辺りがカフェスタイルを愛するみやっちさんらしいです。
自分だったらウレタン貼った風にサクッと仕上げちゃいますね。
シートが厚いところは7~80年代っぽくてGoodです。
すばらしい妄想(イメージです)
妄想がしっかりしてるから、自然とそれらしくなってくるんですね。
>YASUさん
妄想力では、YASUさんには遠く及びません。
でも、イメージするのって楽しいし、イメージ
できない方向へは進んでいかないような
気がします。
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