2011年1月11日火曜日

お正月の小さな「当たり」

 これ、アーモンドクリームの入ったパイ菓子で、ガレット・デ・ロワ(galette des rois)といいます。地方によって形や味が少しずつ違うようです。以下、うんちくを少々。
 フランスでは、もちろん家庭でお母さんが焼くことも多いのですが、街のパティセリーでも毎年元旦に売り出されます。紙で作った王冠が上に乗っかっていることもあります。そして、このパイを1月6日の公現節(キリストが神性を人々に現わした日)に、親しい人たちと切り分けて食するのです。
 パイの中には、ソラマメを意味するフェーヴ(feve)という陶器の小さな人形が一つ入っていて、切り分けられたパイの中にフェーヴが当たった人は、その1年、幸せになれるというもの。日本で言う、おみくじみたいなもんでしょうか。違うか。

 オヂさんは、職場と家と行きつけの飲み屋の3か所で、ガレットを食すことになりました。そして、飲み屋で見事当たったフェーヴがこれ。
 。。。なんでしょう。カエルですかね。なんでカエルなの?っていう突っ込みは、なしの方向で。オヂさんにも解りません。
 さて、この「当たりガエル」、こんな中年オヤジにも幸せを運んできてくれるのでしょうか。当たったことだけで、既に小さな幸せを感じてしまいましたので、実はそれでいいのかもしれません。



2 件のコメント:

迷走 さんのコメント...

カエルはやっぱりリモージュとかなのですか。
可愛いし、シルクハットが中々粋ではないですか。
正月早々ついてますね。
日本だと無事に帰るとかけて、よくお守りとかであるので、
みやっちさんの無事を祈る幸運の徴なのではないでしょうか。

みやっち さんのコメント...

>迷走さん
これ、リモージュなのかなぁ。そんな大した
もんじゃなさそうですよ。とはいえ、ラッキー
アイテムなので邪険にせず、家の飾り棚に
並べることにしました。