今回の作品は、ドンピシャリのモデルとなる特定の実車が存在する訳ではありません。従って、外装に関しては、コピー元の部品を実寸どおり忠実に再現するという面倒な作業は必要ありません。あくまで、GodierさんとGenoudさんだったらこんなふうに作るのではないかと勝手に想像しながら、参考資料の写真を眺めて工作イメージを膨らましてありました。
先ずは厚紙で型紙を切り出します。
このモデルでは、シート座面の中央部が少しだけ幅広に膨らんでいる上、カウル上部が後方に向けてテーパーしているため、両サイドのプラ板はゆるやかな三次曲面になるのですが、それゆえ接着が難しい。たっぷり接着剤を塗って、マスキングテープでズレないように留めておいても、プラ材が元に戻ろうとする力でなかなか一辺にはくっつきません。根気よく指で押さえながらの作業となります。
そして、接着剤が乾くか乾かないかのうちに、合わせ目の裏側からエポパテで裏打ちし、強化しておきました。
この後、フレームに合わせてステーなどを取り付けることになりますが、まあ何とかなるでしょう。
3 件のコメント:
すみません、口があんぐりあいてしまいました(笑)
型紙ですが、寸法はどうしたのでしょう。
フレームを採寸したのでしょうか??
私がやると、一か八かの勝負になりそうで・・・
素晴らしい・・・
もっと薄いプラ板で作れば工作も楽だったんでしょうけどスケールサイズで考えると1mm厚で作ったのは正解ですね。コレより薄いとペラペラのカウルですもんね。
>YASUさん
すごく大雑把に採寸してはいますけど、
上手くできるかどうかは、一か八かに
変わりありません。でも、失敗したって
気にしません。
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