2009年11月26日木曜日

BMW R75/5 カフェ(1)











 スペンサーの完成を待ちきれず並行して製作を始めた次のお題は、BMW R75/5です。これまた根強いクラシック・ファンが多いモデルですが、そんなファンの冷たい非難を覚悟でカフェレーサーふうにカスタムしてしまいます。
 製作過程を途中経過という形で、、、という割には既に随分手が進んでしまいました。というのも、ここまでのところは、大がかりなスクラッチ製作は少なくて、素組に近い感じでサクサク完成に近付けたいなと。だって、年末年始の休みの間は、別のヤツが控えているから。
【これまでのスクラッチ(自作)ポイント】
・スポーク張替え(0.6mm真鍮線)
・フロント・ブレーキドラムのアームやワイヤーなど
・キャブレター・インシュレーターの緩み止め金具(部品の名前を知らない)をアルミ板・虫ピンで
・フェンダーの風切り板(ロゴ入れ予定)
 ただ、マフラーだけはどうしてもノーマルの形が気に入らず、特に、いかにもヨーロピアン調に長~いところが好きになれないので、3cm程ばっさり切り詰めてしまいました。それに、左右のエキパイを連結するパイプもカッチョ悪い(ヒェーッ!ファンから怒られそう)ので、チョッキン。完成時にはメッキの焼けが表現できればなぁと。
 それから、ベースキットが北米輸出仕様なのかな、この時代のBMWのチャームポイントである「弁当箱タンク」ではなく、スリムな形状なのです。これがまたオヂさんの気持ちにまったくフィットしないので、パテ盛りして中年らしいメタボリックなシェイプに改造中。大きめのシングルシートもプラ板の箱組から削り出してみようか。。。と、やはり完成はまだ先の話になりそう。ガンバレ、俺。

2009年11月23日月曜日

CB900F スペンサー・レプリカ







CB900F スペンサー・レプリカ
 往年のスーパーバイク・シーンを席巻したCB900F、フレディ・スペンサーが駆ったデイトナ・スペシャルをほぼ忠実に再現してみました。いまだに根強いファンを持つモデルなので、ストリート向けにも是非カスタムしてみたいですよね。という訳で、苦節5か月。サラリーマン・モデラーだけに毎日ちょびっとしか進まない中、苦心のほどは以下の詳細と画像から推測してやってください。タイヤだけは如何ともしがたく、前輪16インチ化は果たせませんでしたが、どうでしょう。オヂさんは今夜はこれを眺めながら一杯やります。
【主なスクラッチ(自作)ポイント】
(ベースキット:TAMIYA 1/6 CB750F(B))
・前後ダイマグ・ホイール
・前後ブレーキ・ローター
・フロント・アンチノーズダイブ機構追加
・スタビライザー
・パイプハンドル
・スペンサーカラー
・シートあんこ抜き
・リア・フェンダーレス
・クランクケース・カバー
・乾式クラッチ
・エアファンネル
・集合マフラー
・オイル・クーラー
・強化スイングアーム
・リザーバー付きリアサス
・バックステップ
・その他こまかなディテールアップ多数

2009年11月18日水曜日

オヂさんのフォト作品

 オヂさんのフォト作品。。。作品と呼べるレベルではないのですが。。。をリンク先に貼り付け始めました。このブログが名ばかりになってはマズいという一心で、有名サイトの片隅を間借りしています。作品数はまだまだ少ないのですが、ゆっくりと増やしていきます(今はそう思っている)ので、お暇ならこちらも覗いて見てやってください。
 とかいって、実は我が家のアルバム整理が一向にはかどらないという大問題から現実逃避しているだけだったりして。

parisのプラモデル屋

 Parisに来て半年ちょっと。日本を出る前に一番心配だったのが、パリでもプラモ製作ができるかということでした。オヂさんは都内に住んでいたので、チャリンコでちょっと行けばそれなりのプラモ屋さんがあったし、電車で数駅行けばその筋の方の中では有名な「さかつう」や、日本有数のバイクモデル専門のお店もあった。

 ネットでいろいろ探しましたよ、オヂさんは。で、見つけました。通販できるお店を。しかも、いつまでたってもフランス語はビギナーレベルをがっちり堅持のオヂさんには嬉しい英語表示もあり。parisでプラモデルがしたくてもお店を探す時間も買いに行く暇もないオヂさんたちー!朗報ですよー!プラ板も工具もたいていのものは売ってますよー!カード決済ならオーダーから数日間でブツが送られてきます。

 てなことで、ご興味ある方は一度覗いてみるべし。って、サイトをね。お店はどこにあるか知りません。たぶんparisではありません。

http://www.oupsmodel.com/

2009年11月16日月曜日

日曜モデラー

 ヨーロッパの人たちは、日曜大工がなぜか大好き。大型のDIY店はいつも混んでいます。なぜ知っているかというと、オヂさんもそこへ行くから。ただし、日曜大工はIKEAの家具を組み立てまくった最初の頃だけ。後は、お目当ての品は、もっぱらプラモデル製作に使えそうな接着剤や針金や小さいネジやらといった小物ばかり。東急ハンズの代わりにはならないけど、まあしゃあないさ。

 土日だけは作りかけのプラモを出しっぱなしにしておけるから、心おきなく製作三昧です。そりゃときどきは家族の買い物に付き合ったり、数少ないメニューながら料理をしてみたりと、とぎれとぎれになりますが、ちょびちょびだらだら作り続けるのが実に楽しい。夜ともなればワインやブランデーをちびちび舐めながら、またちょこちょこだらだら作る。進行はひどく遅いけど、いいんです。酒飲んで作りかけのプラモを眺めて、さあ次はどこをどうイジるかと考えている時が至福のひとときなのだ。

2009年11月12日木曜日

モンキー・カフェ











 さて、このブログの本来目的、プラモの作品第一号のお披露目です。とはいえ、parisにやってくる前に、日本で製作したものを持ってきてたんですけどね。

モンキー・カフェ」(ベースキット:TAMIYA1/6)
【スクラッチ(自作改造)ポイント】
・ロングタンク
・シートストッパー付シングルシート
・前後ディスクブレーキ(1/12からの流用)
・オーリンズタイプのリアサス
・アルミ・スィングアーム
・スワローハンドル
・バックステップ
・メガホン・ダウンマフラー&ステー
・クラッチレリーズ&カバー
・レーシングスタンド

 なんとも愛らしいスタイルのご存知ホンダ・モンキーは、永年にわたって中年以上のオヂさんたちのハートをがっちり鷲掴みにしています。古くは、マンガ「ナナハン・ライダー」で良い味を出していたマスターが乗ってましたよね。かくいう小生も、その昔、ゴリラを乗りまわしていました。

 でも、イジリ始めるとキリがない底なし沼にハマるんです。だから、使おうと思えば使えてしまうお金のケタが増えてからは、決して手を出してはいけないのが、モンキーであります。よって、いくらでもワンオフの改造ができるプラモに、薄れることのないモンキーへの熱き想いをぶつけているってわけ。

 そのうち、これから手がける作品では、製作過程をupしていこうかと思っています。そのうちね。。。

2009年11月11日水曜日

はじめまして


 今どきブログくらい持たなければ時代の波に乗り遅れてしまう。。。そんな強迫観念を抱き始めて早数年。仕事の帰りがけに寄ったカフェで飲んだ、今年初めてのヴァン・ショー(温かい赤ワイン)に背中を押されるように、オヂさん日記をスタートしてしまいました。さてさて、今後どうなりますやら。


 そうそう、肝心なこと。プロフィールにも書いておきましたが、オヂさんは、もっぱらバイクのプラモデルをカフェレーサーふうにカスタム製作するのが趣味というか、毎日のビタミン剤みたいなもんです。で、カメラもちょこっとやるもんで、このブログではプラモデルと写真の作品を、アルバム代わりに貼り付けてみようかと。ま。でも几帳面とは縁遠い性格ゆえ、たま~にしか更新しないであろうことは間違いない。のっけから、過度の期待は禁物です。。。


 あ、遅ればせながらオヂさん、Parisに住んでいるんです。けっこう堅い仕事で。だもんで、写真はいきおい、ヨーロッパがほとんどになるんだろうなと。てなことで、手始めはフランスに敬意を表して、フランス国旗のトリコロールカラーの煙でキメた戦闘機。去る7月14日に独立記念日の軍事パレードでオープニングを飾ってましたっけ。