2023年12月12日火曜日

ショーヘイの新ユニフォーム(ま、買うんだけどさ)

  ニュースは日本もアメリカも大谷翔平記事のオンパレードだ。とりわけ今日は、ドジャーズでの背番号が17に決まったというニュースが、ついさっき飛び込んできた。球団の正式発表前に、公式ショップがフライング気味に17番を付けたユニフォーム(こちらではジャージと言います)の受注を開始してしまっていたので、それを裏付ける形。

 NIKE製の通常のレプリカは、134.99ドル、日本円だと2万円弱。決して安くないよね。つうか、スタジアム観戦の時しか着ないもんに2万円。キャップがだいたい30ドル=4千円ちょっとだから、セットを夫婦二人分だと4万8千円てかい。正直、ズシンと来るよな。ま、買うんだよ、どのみち買うんだし、買わない手はないから、買うんだけどさ。

 ところが、更に上の選択もあって、選手たちが実際にグラウンドで着用している速乾素材を使い、ディテールも本物と同様に作られたバージョンの方は、実に346.99ドル、日本円で5万円超の値札が付いている。マニア向けコレクターズアイテムと解説されているけれど、いや、バカなの?これは流石に買わんでしょ。と思うでしょ。でも結構いるのよ、買う奴が。

2023年12月10日日曜日

Shohei in Blue!!!!!

  大谷翔平選手を、アナハイムよりも近いドジャースタジアムで応援できる、ロサンゼルス勤務でこんなに幸運を感じたことはない。

 土曜日の朝一番に飛び込んできたニュースは、大谷君の向こう10年間の価値がMLB史上最高額に達したことを知らせるものだった。しかしドジャーズにとっては、決して損はしないディールになるに違いない。日本のスポンサー企業がわんさか付いてくる、大量の日本人ファンが観戦に来る、そして背番号17の青いユニフォームが飛ぶように売れるだろう。あ、我が家も早速ユニフォーム買わなきゃ。だって、来シーズンの開幕は3月下旬、もうすぐだ。

 てなことで、とるものもとりあえず、スタジアム観戦のチケットをチェックした。今まで移籍先が分からない中で、流石に決め打ちでフライング購入するほどの勇気はなかったから。で、3月28日のホームでの開幕戦からカーディナルズとの4連戦。開幕戦のチケットは既に法外な値段に跳ね上がっている。仕方がないので4日目の日曜日、都合良くデイゲームだ。バックネット裏の放送席のすぐ上にシートが取れた。

 待ってろ、大谷君。カーショウ、ベッツ、フリーマン、そしてロバート監督、これからは我が家のクローゼットにもカリフォルニア・ブルーが増えるだろうから、よろしくね。


2023年11月24日金曜日

役得なんてちっともない(ヒューストン訪問)

  先週水から金曜の3日間で、テキサス州はヒューストンに出張してきました。ロサンゼルスからのフライトは約3時間、ひとっ飛びというほど近くはないし、なんなら2時間の時差が地味に堪える。朝イチで家を出たのに、ホテルに着く頃には夕方が近づいていたので、その日は移動だけ、残りの実質2日間で仕事を処理しなければならない。

 空港から高速道路でダウンタウンにアプローチしていくと、ドカンと正面にミニッツ・メイド・スタジアムが迎えてくれる。そう、昨シーズン、球団を見事Wシリーズ優勝に導いた名将ダスティ・ベイカーが率いるアストロズの本拠地だ。街中にあるのね。そして、今回の出張先である事務所は高層ビルの30階、窓からスタジアムを見下ろせば、開閉式の屋根を持つ構造であることがよく分かるし、試合中はここからバックスクリーンは見えるんだとか。


 だが、そんなことは実はどうでも良い。ヒューストンと言えば、誰が何と言おうと最大かつ唯一の目玉はスペース・センターだ。アメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センター公式ビジターセンターと言った方が良いだろうか。宇宙モノの映画では、有人ロケットを操縦するアストロノーツたちが管制塔に向かって「Hello, Houston!」と通信するシーンをよく見かけるだろう。私はここに行きたいのだ。何なら月間ムーが創刊されるより以前、コズモ出版の雑誌「UFOと宇宙」を愛読していた中学生の頃から長年蓄積してきた宇宙に対する興味を体感できる場所として、ずっと行ってみたいと思いを募らせていたのだ。UFO好きにとっては、ロズウェルと並ぶ聖地と言っても良いだろう。

 でも世の中そんなに甘くはありません。出張に来ている身で、たっぷり時間をかけて憧れの宇宙センターを堪能させてもらえる時間など、ありはしないのです。ちゃんちゃん。

2023年11月13日月曜日

TOP GUNの女教官チャーリーの家

  ロサンゼルスからサンディエゴに向かって南に93マイル、Oceansideというビーチに、マーベリックが惚れた女教官チャーリーの家がある。カワサキ・ニンジャ900を駆るマーベリックが走ってきた椰子の木の街路樹が並ぶ海岸沿いの道、眼前に太平洋を臨むその家は、今は淡い水色に塗装された可愛らしい手作りパイ屋さんとして営業している。周辺地域はすっかりリゾート開発が進んでしまい、映画のワンシーンとはかけ離れた風情。37年という時間が過ぎているのだ。チャーリーの家も、ホテルの敷地のど真ん中に、何とか取り壊されることなく残されていた。

 1986年の作品だ。懐かしいね。
 これが今の姿。この家を避けるようにコの字に建てられたホテル。
 お見苦しいとは思いますが、まあ皆んなこうやって写真を撮っておるもんで。
 店内には当時のポスターやらが貼られており。
 そして、ニンジャ900。ブレーキローターの錆び、シートのやれ具合からして、すわホンモノか?と思いきや、脇に小さな看板があり、ホンモノを忠実に再現したレプリカですと。ま、そりゃそうだわな。私もプラモで作ったっけ。

2023年11月3日金曜日

大谷翔平よ、どこへ行く(今シーズン振り返り)

  昨日、テキサス・レンジャーズが1961年の球団創設以来初となるワールドシリーズ優勝を決め、長かったMLBの今シーズンに幕を閉じた。ポストシーズンに入ってからというもの、贔屓のチームが勝ち残っているファンたちのモチベーションが一戦ごとに上がっていく様子がテレビの画面からもビンビンと伝わってきて、何とも羨ましくて、寂しくて仕方がなかった。つい、「ああ、大谷クンは本来こういう場所にいなくちゃいけない選手だよなぁ」という心の声が漏れてしまうのでした。

 さて、今シーズンを振り返ると、それはそれでエンゼルス・ファンとして楽しませてもらったと素直に思う。シーズン中は毎日のように大谷君がホームランを打ったかどうかと、ゲームの行方が気になって仕方がなかったし、テレビの生中継を観戦しながらの晩酌は格別だった。

 アナハイムのエンゼル・スタジアムにもおそらく5回くらい足を運んだと思う。やっぱりスポーツは現場で観るのがいちばん良い。選手たち、サポーターたちと同じ空気を吸い、同じ温度感を味わう。興奮とため息が交互にやってくる。今日は、そんな今シーズンを象徴する写真を見返して、思い出に浸ってみたい。

 スタジアム観戦に来るサポーターの半分は背番号17、もう半分は27だ。「トラウタニ」ですね。
 勝利のガッツポーズ。結構近い席でしょ。ベンチの真上です。
 いつも仲良しサンドバルとスアレス。試しに「ホセ〜」と声をかけてみると、「えっ?俺?」てな感じで振り向いて、手を振ってくれた。そしてそのことをすぐにサンドバルに報告するスアレスが可愛かったな。
 可愛いといえばこの方、エリカ・ウェストン。日本でもお馴染みだろう。地元バリー・スポーツの専属美人レポーター。三塁ベンチ脇のプレス席にいるところに声をかけると、「ハ〜イ」と笑顔でグータッチしてくれました。

 この投稿を書いている時点で、大谷君の去就はまだ公表されていません。ドジャース移籍が有力との噂は絶えずあり、でもディズニーが大谷君ごと球団を買収するかもという期待も捨てきれず。怖くて来年の開幕戦のチケットを買うことができません。どうする、どうなる。早く決めておくれ〜。

2023年10月22日日曜日

カリフォルニア・ワインの深淵を覗く(NAPA)

  ちょっとお酒にお詳しい人なら、カリフォルニア・ワインと言えばNapa(ナパ)でしょと、すぐに連想できるくらい有名な訳ですが、正直、アメリカ生活を始めてからいちばん嬉しい誤算と言える発見が、ナパ産ワインのコスパの良さでした。フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリアなど世界各地から持ち込まれた葡萄の品種を上手に使って、白も赤もなかなかに美味しく仕上げているものが多く、その割に20〜30ドルというお手頃のレンジで十分に楽しめるのです。もちろん、ボルドーのように何年も寝かせて熟成を楽しむというところまでは及ばないにせよ、ミネラルを多く含む山間の広大な土地と、安定して降り注ぐ陽の光、この2つがあればここまでのワインができるんだなぁと、いたく感心するのでした。

 ナパのワイン街道とでもいうのでしょうか。全部のワイナリーを回りきれないので、的を絞って訪ねるのが良いでしょう。
 今回の旅のメインに選んだのは、ここ。Silenus Winery。予約していたテイスティングの時間に訪れると、スコットさんという私と同い年くらいの社長さんが奥からニコニコして現れ、突然ペラペラと日本語を、しかもたいへん流暢な関西弁で話し始めるではないですか。もうびっくり。企業戦士として日本に7年駐在していたという日本通、脱サラしてワイナリー経営に転身、奥さんは京都の方だとか。なるほど。ハナさんという気立ての良い女性ソムリエが、懇切丁寧にテイスティングの解説をしてくれて、充実した大満足のひとときでした。こういうことがあるから旅はやめられない。
 これは何の品種かな。たわわに実って、もうすぐ収穫でしょう。自社の醸造工場を持つこのSilenusワイナリーは、周辺のいろんなワイナリーからも受注し、年間実に6万ケースもの生産量を誇るのだそうです。

 山脈と山脈の合間に広がる〇〇バレーと名のついた細長い土地に、見渡す限りの葡萄畑が続いています。この辺りはずっとこの景色。

2023年10月9日月曜日

カリフォルニア・ワインの深淵を覗く(ソノマ編)

  9月の最後の週に滑り込みで遅い夏休みをもらい、かねてから行きたかったサンフランシスコ方面に足を伸ばした。ロサンゼルスから約350マイル=560kmは、東京〜大阪とほぼ同じくらいの距離感。高速道路を渋滞なく走ることができれば5時間半ほどで移動も可能ではあるが、若者じゃないんだから往路は無理することなく途中の街で1泊し、翌日夕方にゆっくり着いた。ただ、やたらと坂道だらけで道も複雑なサンフランシスコ市内を避け、橋で海を渡ったオークランド側に宿を取ったのでした。

 今回の旅の目的はなんといっても、カリフォルニア・ワインの真骨頂である、ナパ(Napa)とソノマ(Sonoma)を訪れることだ。日頃家で飲んでいるワインは決して高いものではなく、むしろ知名度が低いという理由だけで20〜30ドル程度のお手頃の価格レンジに収まっているナパやソノマのワインたちだ。カリフォルニア・ワイン最大の産地というのは、いったいどんなところなんだろう。その深淵を覗いてみたい。

 まずはソノマ。オークランドから小一時間ほど車を走らせると、景色は山の合間に広大な葡萄畑が連なるものへと変わっていく。大小数十のワイナリーが点在するソノマのいちばん北、Russian River沿いにあるFransis Ford CoppolaWineryを目指した。そう、映画「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」で世界的に有名なフランシス・コッポラ監督が経営するワイナリーだ。コッポラさん、84歳の現役実業家です。

 まあ立派な門構えの入り口を進むと、小高い丘の上に瀟洒な建物が見えてくる。受付で丁寧に案内された館内はさながら博物館だ。そして、予約してあったテイスティングは、日頃家では飲めないリザーブものばかりを5種類という嬉しい内容。どれもやっぱり抜群に美味しいし、ソムリエの説明にも隙がない。そしてそこからの流れで昼食。記念のお土産もちょこっと買ったりして、観光地としても実に満足度が高い体験でした。