2012年1月18日水曜日

MB50Z (4)

 ディスクローターの大型化に伴い、キャリパーも強化します。
 ジャンク箱からどこぞの大型車用の部品を探し出しました。ただ、そのままではサイズが大きいので、横や裏側の贅肉をごっそり削り落しました。そして、全面のピストン部には0.3mmプラ板を切り出してこんなふうに。
 そうです。知る人ぞ知る「バッテン・キャリパー」です。一説によるとNISSIN製らしいのですが、ロゴを入れた途端にメーカーの契約料が跳ね上がるため、ロゴ無しバッテンのみのローコスト仕様で、ホンダ車に多用されていました。

 晴れてローターと共に塗装した図。ああ、これノーマルだと言われれば、そう見えなくもない。そんなさりげなさが表現できたでしょうか。もちろん、フロントフォークのボトムケースにポン付けできませんので、ステーを自作して調整する必要があります。

2012年1月15日日曜日

モノクロのParis(凱旋門~シャンゼリゼ周辺)

 良く晴れた日曜日、カメラを首からさげて、散歩に繰り出しました。
 実は今年がParis勤務最後の年となるだろうから、今のうちにParisの街をちゃんと写真に残しておこうと、かねがね思っていたのです。今日がその初日。
 どこを切り取っても絵になるParisを、そのイメージを崩すことなく写真に残しておくためには、やはりモノクロだろうと思います。基本的に絞り気味に、露出もアンダーでいきます。
 先ずは、スタート地点らしく、凱旋門から。

 凱旋門を背に、シャンゼリゼ通りをルーブル方向に向けて。
 シャンゼリゼは片側4~5車線(路面に車線がひかれていませんから、適当です)の広い通りです。オヂさんは、コンコルド広場から凱旋門をめがけてシャンゼリゼを車で真っすぐ上がってくる時が、最もParisに住んでいることを実感します。

 有名なナイトクラブ、LIDOの前あたり。鳩に餌をあげるオジさんは、世界中どの街にもいるのですね。

 シャンゼリゼをクレモンソーで右に折れ、グランパレの前を通ってアレクサンドル三世橋を渡ると、正面にアンバリッドが見えます。モペッドのシルエットが小粋です。なるべくなら、このようにバイクが構図のどこかに映り込んでいるようにしたいと考えています。

アレクサンドル三世橋の欄干。

 シャンゼリゼに戻ってきました。絵葉書を売るキオスクも、絵になります。
 本日の出費は、ホットドッグ代2ユーロだけ。およそ3時間ほどの、良い散歩でした。

2012年1月14日土曜日

MB50Z (3)

 フロントのディスクブレーキ・ローターです。
 当時最新鋭のスーパースポーツ・モデルとはいえ、30年前です。ローターの径も小さく、非力な感じは否めません。しかもキット部品は、キラキラのメッキ仕上げ。これはいただけません。

  スポークを外側のローター部まで延長します。ポキッと折れてしまわないよう、慎重にナイフでくり抜きます。

  そこへ、コンパスカッターでドーナツ状に切り出した1mmプラ板をすっぽりとはめ込むようにして、接着します。大径化に成功です。

 更に、ローターの裏側からピンバイスで1mmの孔を開けていきます。ところどころ孔が曲がってしまいましたが、ご愛敬の範囲内です。
 これで、制動力もルックスもバッチリup。時代考証から、フローティング化はしません。

2012年1月11日水曜日

MB50Z (2)

MB50Zの製作着手を前に、作品のコンセプトをきちんと設定しておきたいと思います。
 いつものように見切り発車してしまいますと、迷走さんからもご指摘いただいたとおり、行く先々で更なる迷いが生じ、完成形を見失うという深い沼にハマり込んでしまうおそれが大きいのです。
 そうなると、待ちに待った貴重な再販キットを、製作途中で放り出してしまいかねない。それは、モデラーとしてやってはいけない(前科あり)ことであるだけでなく、青春の一頁を蘇らせようというセンチメンタルな思いを胸に、探し抜いたレストアのベース車両を無駄にしてしまうこととほぼ同じ挫折感・罪悪感をもたらすことにもなるからです。(って、大袈裟か)

【基本コンセプト】
・名車MB5を現代のストリートでもうひと華咲かせたい

【訴求ターゲット】
・30年前に高校生だったオヤジ達(自身を含む)

【訴求場所】
・主要街道沿いのコンビニ駐車場やバイク屋の前

【カスタム方針】
・MB5のアイデンティティを失わない(一瞬でオヤジの視線を釣り、記憶をフラッシュバックさせる)
・でもよく見るといろいろと違う(駐車場に群がったオヤジに写メを撮らせる)
・更なる軽量スリム化(ゴテゴテしたパーツは絶対に採用しない)

 時差ボケが依然としてなおらず、異常に早起きしてしまうのをいいことに、朝6時に以上のとおりコンセプトが固まりました(ホントかよ)ので、次回からいよいよ製作に着手します。

2012年1月9日月曜日

MB50Z (1)

 さあさあ始まりました。今回のキットは、ホンダのMB50Zです。
 先ずは箱を開けて内容ブツを広げてみる。ぱっと見て、部品点数がそこそこ多いことに気付きます。よく見れば、金属のフロントフォーク・インナーチューブは1/6スケールなら当然として、デカールはカラーリングによって2種類から選べる、ハンドルの集合スイッチ類がゴム製の一体形成でない、シートもプラだ。これは評価できます。特に、シートは、アンコ抜きなどの加工を施すことを考える場合、ゴム素材だと極端に工作の難易度が高くなるので、プラ素材は大変ありがたいのです。 

 このMB50、デビューは1979年ですから、オヂさんが高校生のど真ん中、キャンディーズの解散コンサートに泣いた青春真っ盛りです。バイト代をつぎ込んでゴリラやCB50といった4スト・ミニを乗り回していたオヂさんを横目に、同じクラスの同級生が販売から間もないMBを購入。7馬力のクラス最高出力を誇るハイパー2ストの登場に、なす術もありませんでした。
 チャンバーから吐き出される紫煙には焼けたオイルの匂いが漂い、軽やかに跳ね上がるタコメーターの針、本格的なビキニカウル、低いハンドルと深いバンク角、どこをとってもまさに鮮烈なオーラを放つモデルでした。

 そんな往年のノスタルジーに浸るには、なるべくノーマルに近い状態で製作するのが良いのかもしれません。しかし、それで良いのでしょうか。そんな当たり前のことで満足できるのでしょうか。へそ曲がりモデラーの意地がそれを許す訳もありません。
 カスタムします(きっぱり)。とはいえ、方向性が全く定まりません。全体のフォルムはMBらしさを残したい。その上で、当時市販されていたようなパーツを使うか、現代のパーツで蘇らせるか、大いに悩んでいます。

2012年1月7日土曜日

手長猿いじり(最終回:完成編)




 手長猿(マグナ)が完成しました。
 早速、アパートの外へ持ち出し、玄関先の階段で怪しげに撮影。 
 このキット、してみればタイヤとエンジン本体以外は、ほぼすべてのパーツに手を加えたことになりますが、その結果、出来あがったマシンの現代風なフォルムや、カスタムパーツのチョイスも非常に好ましく、自分で言うのもホントに何ですが、カッチョイイです。実車でこんなバイクが市販されたら、きっと迷わず買ってしまいます。

【ベースキット】 1/6 TAMIYA HONDA MAGNA50
【主なカスタム・ポイント】
・フロント・フェンダー加工
・バイザー取り付け(スクラッチ)
・フューエルタンク加工+航空機タイプ・タンクキャップ
・シートカウル(スクラッチ)
・前後ホイール加工
・前後フローティング・ディスク化(スクラッチ)
・フロント・ブレンボ・ブレーキキャリパー(スクラッチ)
・オーリンズ・フロントフォーク(スクラッチ)
・FZ750用セパレートハンドル流用
・トラス・フレーム加工、フロント・キャスター角変更
・リア・モノサス化(スクラッチ)
・パワーフィルター(スクラッチ)
・左右2本出しエキパイ+Akrapovicサイレンサー(スクラッチ)
・リア・インナーフェンダー(スクラッチ)
・リア・コンビネーションランプ(スクラッチ)
・サイドスタンド延長加工
・デカール自作

 長らくこのキットにお付き合いくださり、有難うございました。いつも思うことですが、1/6スケールのキットは、おもちゃとしては決して安くはないのですが、その値段の何倍も楽しませてもらっている気がします。お礼の意味も込めて、今回も★☆さんのhpに投稿してみようと考えています。
 さ、次、行ってみよ~。

2012年1月5日木曜日

手長猿いじり(23)

 手長猿(マグナ50)が完成間近です。
 各種ワイヤー類をつなぎ込んだところで、ストリップの状態をパチリ。このあと外装パーツを取り付ければ、晴れて完成を迎えます。今回は、用心して一脚を使用したので、手ブレなし。