日本とアメリカの交通規則の違いで、最初にびっくりするのは交差点での右折(左ハンドルだから日本だと左折ね)ではなかろうか。アメリカでは、赤信号でも特段の標識がない限り、一旦停止して左から直進してくる車がなければ右折出来てしまう。まことに合理的なんだが、特に右折専用レーンでこれを知らずに信号が変わるのを待ったり躊躇っていると、確実に後続車からクラクションを鳴らされます(ハイ、何度かやられました)。で、厄介なのは、例外があること。信号赤で右折禁止という標識がある場合は、信号に従わねばならない。でもこれが結構小さかったり、街路樹で隠れたりしていることが少なくないんだよ。
速度規制は結構広く知られているところだろう。市街地では標識に従えば良いが最高でも40マイル、高速道路は65マイルと覚えておけば、大きな間違いはない。とは言え、高速では70マイルを超えるスピードでガンガン走っているし、日本で言う走行車線・追越車線の区別がない。右からも左からもバンバン抜かれるから結構怖いです。 道路標識で何じゃこりゃと思ったのが、これ。PED XING。なんて読むのかさえ解らないし、まるで意味不明。しゃあないからググってみた。PEDは歩行者(Pedestrian)、XINGはクロッシング(Crossing)をXmasみたいに略した形。つまり、歩行者横断注意ってわけだ。解っちゃえばなんてことないんだが、果たして略す必要があったのだろうか。そういえば、車で交差点を曲がる際、横断歩道を渡る歩行者がいる時は、相当手前で停止して歩行者が渡り切るのを待つのが交通ルールであり、運転マナーであるようだ。歩行者が「ひょっとしたらこの車、止まらないで曲がってくるんじゃないかしら」という不安を少しも起こさせてはいけない、ということなのだろう。これは評価したいと思ったな。
0 件のコメント:
コメントを投稿