ニュージーランドのオタゴ大学の教授が主宰する科学者の国際調査チームが、「ネス湖のネッシーの正体は、おそらく巨大化したウナギではないか」という調査結果を発表しました。
このニュースを見たおじさんが真っ先に抱いた感想は、「んなこたぁない」です。
調査は、250か所の湖水サンプルから生物由来のDNAを分析したっつうことですけど、まあ言ってみれば「存在しないことの証明」イコール悪魔の証明なわけです。で、ウナギのDNAが大量に確認できたからといって、ネッシーが存在しないことの証明にはなってないと、素人的には思ってしまいます。
それに、昆虫や魚介類などの生物が巨大化する熱帯地域ならばともかくも、真夏でもひんやりと涼しいインバネス地方で、湖の、それもウナギだけが巨大化するというのも実に解せない話です。
ニュースを深読みすれば、調査実施を許可したであろうスコットランドの観光当局が、この調査結果の公表を簡単に認めたのは、おそらく調査結果を誰も信用しないと踏んだからに違いありません。つまり、観光収入の目玉であるネス湖の魅力を損なうものではないと判断したのではないかと、そんなふうに勘ぐっています。
この有名な写真が実はフェイクであったことは、今や世界中に知られています。それでも、ネス湖にはネッシーはいるんです。いると信じていたいのです。なんたって現地に行って湖畔で一週間を過ごした私が言うのですから間違いないんです。そう、STAP細胞はあります、と叫んだ人の気持ちが、今なら解る気もします。
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