雑誌のスーパーカブ特集を読んだ結果、スーパーカブがものすごく欲しくなってしまいました。こんど日本に帰ったら本気で購入します。
実にシンプルで飽きのこないデザインは、1958年のデビューからほぼ変わっていません。私と4歳しか違いませんから(もちろんカブが年上)、きっと跨った姿もしっくりとくるでしょう。
デザインの普遍性と、9000万台超というとてつもない生産台数による普及性は、なるほどそれが評価されて、昨年、乗り物として初めての「立体商標」登録を獲得したそうです。
ご存知の方も多いと思いますけど、立体商標とは、その形を見ただけで商品や店舗が誰にでも判るくらいの普遍性・普及性をもった造形デザインを商標化したものです。ぱっと一目見ただけで、「あっ、〇〇だ」と判別が可能なものを言い、例えばコカコーラのボトル、ヤクルト、かに道楽の看板、ペコちゃんなどが代表的な登録物。コピーやパクリなどのまがい物を、市場から法的に排除できる効力を持ちます。
デザインが56年間にわたってほぼ変わっていないということは、どの時代のどのモデルを買ってもほぼ同じ。エンジンを始め共通パーツがたくさんあるので、メンテナンスも楽ですね。まあ、もともとメンテナンス・フリーを売り文句にしているのではありますが。
スーパーカブには幾つもの派生モデルがあります。勿論、スタンダード・モデルも捨てがたく素晴らしいのですけど、私の好みは丸目で14インチ・タイヤのリトルカブ。フロントにテレスコピック・サスを敢えて採用しておらず、デザインもやわらかく、よりクラシックで、かつ可愛らしい。
ちょっと良い音がしそうなモナカタイプのマフラーだけのカスタムを加えて、トコトコと下道をどこまでも走って遠出してみたい。
4 件のコメント:
カブは中国生産になってからリコールの嵐。一番壊れちゃいけない働く乗り物のクオリティを下げたのでは宗一郎さんもさぞかし嘆いていることでしょう。
カブを買うなら高年式の国産物を探すのが正解と思います。
>どろゑびす特急さん
納得のアドバイスありがとうございます。
中華カブは避けたいですね。他方で、高年式で走行距離の少ない国産カブなんて、中古市場で簡単に見つかるのだろうかと、ちょっと不安です。
新車のキャブ車が有るとこ知ってます。他にもお宝が沢山有りますが、プレミヤのついた物は売ろうとしません。
いや~カブは良いですね、新しくても古くても光っても錆びても、僕のカブは若いこに貸したらもう、異音がしてました。とほほ。
>yocchiさん
おっ、流石は情報通。
こんど本当にこっそり教えていただくかもしれませんので、その際はどうぞよろしくお願いします。
仰るとおり、年式やコンディションにかかわらず良いバイクって、カブかハーレーかって感じですね。
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