アパートから歩いて3分のご近所、住宅街の一角に小さな映画館があります。
今日は、「LINCOLN」の封切り。夜8時15分開演でしたが、小さな映画館の席は、ほぼすべて埋まりました。近頃のフランス人は吹き替えでない英語のオリジナル・バージョンを好む傾向があるようです。なるほど客層は中年以上の少しおめかしした人ばかり。東洋人らしき人は、オヂさんただ独り。
ドキュメンタリーふうのスピルバーグ作品といえば「シンドラーズ・リスト」をすぐに思い出しますが、LINCOLNもなかなかに良作でした。なんといっても、主演俳優の演技が素晴らしい。凶弾に倒れた故人の人柄は今や知る術もありませんが、こんな人にこそ国の舵取りを任せたいと思わせてくれます。
映画といえば、オヂさんの大好きな俳優ジャン・レノもご近所さんだとか。道端ですれ違わないかなぁと思い続けて約4年、出会った時の台詞まで考えているというのに、まだ一度も姿を見せてくれません。
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