2011年3月30日水曜日
年度末、自粛、別離そして風邪
毎年のことですが、仕事に急き立てられる年度末を迎えています。やり残しや漏れが本当にないのか、そればかり考えながら過ごすのですが、かといって考えてばかりで手を動かさなければ目の前の仕事が一向に片付かない。時間がない、巻き戻せない時間が残酷なばかりに過ぎていく、というジレンマは、いつまでたっても慣れるものではありません。 明日への希望を失い避難所での生活に苦しむ人々、寝ずに対応にあたる人々のことを思わない日はありません。他方で、様々な分野で自粛ムードが広がる中、あの発言は軽率だとか、逆に自粛しすぎることで経済の沈滞を招くべきでないとか、様々な価値観がぶつかり合っています。心配しているという1点では誰もが同じ思いを共有しているはずなのに。 オヂさんの意見は、それが例えスポーツであれ芸能であれ、職業である以上は、プロとして目の前の仕事に懸命に取り組み、目の前の生活をきちんと生きる、それしかないのだろうと思っています。その上で、個人や団体として何ができるのだろうかと、真摯に考える。結果として例え具体的な行動が伴わなくても、元気な人々がそういう気持ちを共有すること、その気持ちを被災者たちに向けて発信することに意味があるのではないかと思います。被災者たちにとって最も恐ろしいのは、関心が薄れること、忘れられることではないでしょうか。あの有名人が何億円もの義援金を出したというのに、こちらの有名人はまだ出していない、などという報道を見ると、さもしい気がしてなりません。 オヂさんにとってかなり大切な人が、10年暮らしたというパリを間もなく離れて日本へ帰ってしまうことになりました。3年おきに転勤があり得るこの仕事に就いた時以来、これまで幾度となく出会いと別れを繰り返してきました。別れには勿論寂しさがつきまとうものですが、新たな出会いがあればこそ、寂しい気持ちを上書きすることが出来てきたのも事実です。でも、そうした経験をもってしても、今回の別離は、少々堪えています。 三寒四温という言葉どおり、ポカポカ陽気の翌日にかなり冷え込んだりしているせいか、うかつにも風邪をひいてしまいました。このように、いろんな形でダメージを受け、守備力が弱まっています。ホイミくらいじゃ間に合いません。そういえば、ホイミって、イホミ(休み)をもじったもんだと聞いたことがあります。オヂさんも、休息を必要としているということなのでしょうか。
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4 件のコメント:
みやっちさん、こんばんは。
体が休息を求めているとしたら、
心はそれ以上に安らぎを求めていることでしょう。
自分を労わりゆっくりのんびり過ごしてください。
くれぐれもお大事にどうぞ。
年度末は心と体への負担が大きいですよね。
ご苦労様です。
つかれたときは無理をせず、ゆっくり休んでください。
今、震災でみんなが無理しても、
総崩れでしょうから、
自分にできることを無理ない範囲でやりたいと思います。
で、いざというときには無理してでもがんばろうかと。
そう思う次第です。
年度末と言う事でウチの会社からも本社へ転勤する後輩が旅立って行きました。
震災で何かにつけて自粛々々と言いますがみやっちさんの言うとおり何か出来る人間が普通に出来る事をして世の中を少しでも動かしていく事がこれからの復興にも繋がっていくと思います。
>迷走さん
ご心配いたみいります。歳ですかね。。。
>YASUさん
外から見ていますと、ほんとに日本全体が
総崩れしてしまいそうに見えるときがあります。
したたかさが必要です。
>どろゑびす特急さん
そうですね。停滞はいけません。動かし続ける
ことが政治に求められています。
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