2011年3月6日日曜日

Printemps

 日曜日、抜けるような青空と、本当に穏やかな陽射しがParisの街を優しく包んでくれました。
 春の到来を告げる花というと、日本では桜がすぐに連想されますが、欧州ではどうでしょう。オヂさん的には、やはりチューリップでしょう。特に、オランダのそれは素晴らしい。毎年4月30日の女王誕生日に向けて、神様が天から色とりどりの絵の具を振りまいたように大地を染めるチューリップ畑、アムステルダム郊外のリッセやハーレムという村で、それを初めて目の当たりにしたのは、もうかれこれ四半世紀前のことです。以来、繰り返し、4月になるとオランダに行けないかと画策せざるを得ないのです。

 さて、画像は、パンジー。早いものは11月頃から咲き始めるので、すっかり冬の花と思われがちですが、実は立派な春の花なのでした。開花の期間が長いことから、欧州の冬の間、花が途絶えて寒々とした街の端々を、孤軍奮闘してくれるパンジーは、もっと評価されて良いと思うんだけどなぁ。

2 件のコメント:

YASU さんのコメント...

職場(学校)には今、たくさんのパンジーがあります。
卒業式、たくさんの人の目に入ることでしょう。

みやっち さんのコメント...

>YASUさん
そうですか。カメラやる人には、花を愛でる
気持ちが少なからずあると思ってます。