ジュラ山脈(ジュラシック・パークで有名なジュラ紀の地層)を背にして、レマン湖沿いには一流ホテルが立ち並び、湖畔にはどの季節にも観光客が穏やかな時間を過ごしています。湖の向こう遠くモンブランを臨む方角には、街のシンボルであるジェドー(大噴水)が上がり、自然とカメラを向けさせます。
湖にかかるモンブラン・ブリッジを空港側から向こう岸へ渡ると、旧市街です。老舗ブランドのブティックと時計店がずらりと軒を連ねます。石畳の坂を登っていくと、教会から街を見下ろす景色が広がります。湖沿いを小1時間も走れば、ミネラル・ウォータで有名なエヴィアンです。
ジュネーブからローザンヌ方向へ高速を40分ほど走ると、丘陵の斜面に葡萄畑が広がります。世界遺産にも登録されたラ・ボーという村では、つづら折りの坂道を登ってみるのもいいでしょう。ここで採れるシャルドネなどの白ワインは、口当たりもすっきりとして飲み易く、日本へはほとんど輸出されていないこともあって、お土産にもお勧めです。
観光のシーズンは、やはり春から秋まで。モーターショウの時期と、8月1日のジュネーブ祭の時期は、ホテルがとれなくなるので、要注意です。
折角なのでジュネーブだけではちょっと勿体ないという向きには、車を借りて1時間ちょっとのシャモニー(モンブラン)、2時間半ほどのインターラーケン、グリンデルワルド、3時間もあればマッターホルンで有名なツェルマットや、アルプスの少女ハイジの村マイエンフェルドあたりも射程圏内です。
南へ向かうなら、リヨンまで2時間、ブルゴーニュまで2時間半、5時間も走れば法王ゆかりの街アヴィニョンや、ゴッホの跳ね橋で有名なアルル、もうここまで来れば、地中海はすぐそこです。
2 件のコメント:
やはり死ぬまでに欧州には行っておかないといけませんね。
ウチの両親は自分達子供に手がかからなくなった頃から親父が透析患者になるまでの間ほぼ毎年のようにスイス~フランス旅行に行ってました。
>おお、ご両親お目が高い。リピーターになる
気持ちは100%理解できます。
死ぬまでになんて言わず、元気に運転できるうちに
存分に楽しまれる方が良いですよ。
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