2010年1月18日月曜日

CB750 Cafe (13)
















 ハンドル回りです。
 キットのハンドル・バーは、高さといい幅といい堂々としたもので、ちょっとしたアメリカンのようです。白バイだから、ジョン&パチか。これはこれで長時間運転するには良いのだろうなぁ。なんといっても腰に優しそうです。それじゃあ、いっそこのままいくか、って、そんなわけはありません。
 ついさっきまで、スワロー・タイプにしようと計画していました。それも裏返しにセットして、低く垂れたポジションにする予定でした。ハンドルバーの径を測ってみると、4mmです。ぴったりのプラ棒も金属パイプも手持ちにはありません。キットのハンドルを加工するか、使えそうなランナーがないかと箱の中身を探ってみると、キットにトップブリッジが2つあることが判明しました。2連メーターのステーが付いているものと、付いていないもの。ははーん、白バイ用に後からパーツを追加してるからなんですね。それなら1つは失敗しても大丈夫だな。。。待てよ

 本ブログの冒頭で紹介したモンキーの箱から、使わなかったストックのハンドルを見つけました。1本ずつ独立していて、きゅっきゅっとダイアルを回してクランプを緩めると、折りたためるハンドルです。実は昔、モンキーの実車でバイド代をつぎこんであれこれカスタムを楽しんでいた頃、このダイアル・クランプ式はそのままで、低いポジションとなるセパハンがアフターマーケットにあることを思い出したのです。あれをやってみたらどうだろう。

 早速、余計なステーやバーハンドル用のクランプを切り落として、代わりにプラ板から削りだしたクランプを縦向きに立てます。ハンドルは大きく曲がっている部分をライターであぶって、真っすぐにします。あぶった箇所は熱で多少よれますが、どのみちスイッチ類で隠れてしまう位置にあるので、気にせず進めます。仮組してみると、遊び心を感じさせながらも、角度、ダイアルとも、なかなかカッチョ良い。クラシック・バイクのカスタムのやり方として、アリかもしれません。ありそうでナシかもしれません。

 ただ、この場合でも細かなディーテイルアップは避けて通れません。アクセル・ワイヤーはシングルでしたので、曲げた真鍮線を2本刺してダブルにしました。ブレーキホースやクラッチケーブルも、細い皮膜線を使うので、凸モールドを切り落として、真鍮線を刺しておきます。また、左右のレバー付け根に大きく出っ張って形状を台無しにしているバックミラーの受け部分も、削り落してスッキリさせました。あと、バイクの顔に近い部分ですので、レバーや、小さなナットの頭にくっきり出ているパーティングラインは、非常に目立ちます。ちゃんとヤスリをかけて消しておくことにします。こうしてチマチマと下ごしらえをした材料を組み付ける時が楽しいのです。

2010年1月17日日曜日

CB750 Cafe (12)







 フロント・フェンダーの続きです。
 ステーをどうするかで試行錯誤していました。フェンダー自体が幅も長さも実用的とは思えないデザイン重視のものにしてしまったので、ステーくらいは現実感を取り戻そうと、アルミを奮発することにしました。画用紙でまず型紙をつくり、0.5mm厚のアルミ板を切りだしました。見栄えするように少し複雑な形状にして、4か所でリベット止めしてあります。更に中央には軽め穴を開けアクセント付けしました。年代なりのカスタムなので、スタビライザーを兼ねるものではありません。
 当初、ボトムケースへの取り付けは、キャリパーと共締めとなる正規の受け位置まで届く長いステーにするつもりでしたが、細くすると強度が不足してへなへなとヨレてしまいそう。ううう、心もへなへなと折れそうになるところを、ぐっと耐えて、取り付け方を急きょ変更。ボトムケース上部にアルミのバンドでリベット止めすることにしました。リベットは虫ピン、裏側には小さく切ったプラ板をナット代わりにかませて、瞬着で止めています。
 フェンダーとボトムケースは半つやブラックで塗装にしました。リアサスに合わせて、足回りは前後ともブラックで引き締まったルックスを狙っています。

2010年1月15日金曜日

CB750 Cafe (11)











 
 主に前後ホイールに関係するチマチマした作業を続けています。
 フロントのブレーキ・キャリパーは、ご丁寧にキャリパー内部にピストンを埋め込むようになっています。まったく見えなくなってしまうのにねぇ、と思いつつも、こういうの好きとか言いながら、従順に指示に従います。残念なのは、ブレーキホースの取り出し口がとんでもないところ(フロントフォークに取りつくステーの端っこ)にありました。オイオイ!っと一人で突っ込みを入れて、当然ちょん切ります。代わりに、キャリパー本体の正しい位置2か所に穴を開け、左側にはバルブを、右側にはホースのつながる0.5mm真鍮線を差し込みました(逆さまに置いて写真撮ってるし)。
 スピードメーター・ケーブルの取り出し口も、同様にキットのモールドを切り落とし、代わりに真鍮線を埋め込んで、ケーブルを刺せるように準備しておきます。ケーブルはヘッドライトハウスの中に入るんだよなー、、、と、!!!ここで重大発見をしてしまいました。
 このシリーズ第1回目でキットの紹介をした際、白バイ仕様なのでメーターは独立2連ではなく、ヘッドライトハウス一体であることが判明していましたが、よくよくデカールを見ると、何とタコメーターがないのです。十分に訓練された白バイ隊員にはタコメーターは要らないんだ。やられた。タミヤ1/6にしてはシリンダーヘッドのタコ取り出し口がインスト上で無視されているのはおかしいなと思っていたら、こういう訳だったんだ。
 ということで、タコメーターだけを別個に作らなくてはならなくなりました。デカールも作らなきゃ。でもどこに付けるんだろう、ステーはどうするんだよと、悩みは広がるばかり。しばしペンディングです。
 リアに目を移すと、ブレーキロッドはスプリングが付属されていないので、とりあえず細い針金を巻きつけて待機。ロッド自体を金属線に置き換えるのが、バイクモデルでは常套手段です。ただ、キット部品がまずまずの出来なのと、自作予定のバックステップのリンケージをどうするかが決まっていない今の段階では、ロッドも長さが決まらない。更に、ロッド式からワイヤー式に変更するかもという理由から、しばしペンディングです(あちこちペンディングばかりです)。

 業者から、注文していた後輪用のo.7mmスポーク素材が届いたので、いそいそと開けてみました。ハイ、駄目。だって、金色だし、表面の質感がまったく違う。パッケージを裏返してみると、上海製とある。ふ~ん。道具箱直行です。仕方がないので、前輪と同じ0.5mm径のなけなしの在庫を使うことで妥協。無駄金を投じた悔しさから少しテンションが上がっていたのか、組み付けはサクサクと進み、出来栄えも前輪よりはるかに良い。想像していたほど力感が不足することもなく、むしろ適正だったかもしれないと妙に納得して、自己評価は80点。

2010年1月14日木曜日

はかなきは不景気かな

 日本の不景気が、素人モデラーにも直接的な影響を及ぼしていることを知り、やや愕然としているというお話をひとつ。
 巣鴨という超マニアックなロケーションで、挽き物のエアファンネルや極小ネジやレジンキットやらを販売していたかの有名な「さかつう」さん(http://www.sakatsu-h.net/)が、鉄ちゃん御用達オンリーになっている趣だと、池袋在住の仲間から報告があったのです(ちょいとした買い物に走ってもらった結果の報告でした)。
 加えて、新宿は曙橋という、これまた用がなければ行かないような場所で日本唯一のオートバイ専門模型店としてバイク・モデラーの聖地でもあった「西南堂」さん(http://www.seinando.com/が、店頭販売を間もなく終了するという衝撃ニュース(ただし、通販は続けるとのこと。なお、今なら閉店大売り出し中ですよ)。
 さびしい限りです。こうなったら、こっちでプロター(イタレリ)やレブルをせっせと探します。

2010年1月12日火曜日

CB750 Cafe (10)

















 フロント・フェンダーです。キットは、何と金属製が奢られていました。これ自体はクラシックなシェイプをよく現わしていて、さすがに問題なさそうです。でも、もったいないけど今回の作品のイメージとは合わないんだなぁ。カジュアルで軽快な感じのカスタムにしたいので、フェンダーはもっともっと華奢で、短いものを付けたい。リアはフェンダーレス又はシートカウルと一体のものをスクラッチする予定なので、キットのリア・フェンダーを犠牲にして切り刻んでフロントに流用するか。う~ん、しばらく考えて、一度だけプラ板からの形成をチャレンジしてみることにしました。失敗したら、また別の手段を考えましょう。最後の最後は妥協してキットのものに逃げるかもしれません。
 てなことで、早速プラ板を3枚切り出しました。三日月形はコンパスカッターを使っています。素材はやや厚めですが、強度の問題と形成の自由度から1.5mmのプラ板をチョイス。仕上げ段階で縁を薄くすれば見た目にも大丈夫でしょう。曲げ癖を付けながら接着して、補強と削り込みのために、エポパテで裏打ちしました。こんなとき、すぐに固まる光硬化パテが欲しい(でも売ってない)。

 。。。。乾きました(笑)。
 ので、棒ヤスリでガシガシと削り込みます。裏側も、パテで分厚くなった縁をカッターとヤスリで薄めていきます。力を込めすぎるとパキっといきそうなので、慎重に。大体の形が整ったところで、完成している前輪にあてがってみました。ふむ、幅がちと細いが、まあまあ良い。あとは、頭の中に描いているステーを上手く作れるかどうか、おなぐさみ。

 もう一つのプリンのようなものは、エンジン正面に取り付くおへそ、じゃなくてオイルフィルター・カバーです。実車もキットも上下に冷却フィンが立てられているのは、後継の750Fシリーズも同じですね。ここは、とある資料画像を模して、フィンを削り込んでソリッドな形に。で、それだけではのっぺら坊で面白みがないので、プラ板0.3mmを2枚ぐるっと巻きつけて、アクセント付け。この部分は、エキパイの背後にくるのでほとんど見えなくなってしまう場所だけど、黒の耐熱塗装を施したエキパイの隙間から、磨き出したカバーがチラっとだけ見えるという算段。

 割とチマチマした作業ばかりしているのは、理由があるからなのです。タンク&シートという大物に臨む勇気がまだ湧いてこないのです。タンクはロング化したいけど、さてどうやるか。キットは合わせ目のない一体物で、きれいなシェイプです。これにノコギリを入れてしまうのか、お前にはそんな勇気があるのか(自問)。今のところ躊躇の方が勝っていて、何か別の方法はないものとかあれこれ模索しているところです。シートはスクラッチするしかないのに、デザインの構想が決まらない。。。もっと具体的なイメージを膨らませる時間が必要なのです。

2010年1月10日日曜日

CB750 Cafe (9)
















 外は雪です。なので、長時間、模型と向き合っていられるので、嬉しい限りです。
 業者から取り寄せている後輪用スポークの材料が届くまでの間に、後輪に関係する部分をいじることにしました。

 4つのパーツからなるスイングアームは、とても良くできています。ヒケも一切ありません。特に、通常はキットのままでは使えないチェーン引きの金具も、モールドをカッターの刃で深掘りするように若干修正してあげるだけで、金属に置き換えなくてもあとは塗装でイケそうです。ただし、チェーンカバーのステーがおかしなことになっていました。前方はスイングアームに空いた穴に直接刺さるようになっているし、後ろ側はスイングアーム内側に巨大な受けがでっぱっていましたので、穴は同色のプラ材で埋め、でっぱりは切り取りました。
 チェーンカバーそのものも、とてもぶ厚くて重たそう。ジャンク箱に直行かというところで思い直して、折角なのでちょいと遊んでみることに。工作に失敗したら、付けなければいいだけですから。。。という気軽な気持ちで適当に下書きをします。線に沿って肉抜きしてみたのが、2枚目の画像。う~ん、どうだろう。実際あてがってみて、見た目にうるさいようだったら、やめておきます。

 リアのブレーキドラム・カバーは、冷却効果と軽量化と見た目のトリプル効果を狙って、ちまちまと穴あけ。もちろん目測で規則正しく穴をあけられる筈もないので、下書きをちゃんとします。大きめの穴は一発で正確な位置に開けるのが難しいから、小さい道穴を開けてからね。塗装は、大好きな塗って磨く鉄色。先に完成しているエンジンのクラッチカバーとも良くマッチしているんじゃないかと、しばし自画自賛。

 サスペンションも出来が良く、スピンドルを金属線に置き換えなくても十分リアル。パーティングラインを消して塗装しただけ。年式の新しいバイクなら、オーリンズふうにサブタンクを追加するようなことも検討するところですが、このバイクの年代を考慮して、ここは敢えてシックな黒にしてみました(でも、車体のどこかにkoniのステッカーを貼っちゃうかも)。

CB750 Cafe (8)
















 いつのまにか前輪のスポーク張りが終了しています。

 前回は片方のサイドの表側10本まででした。あの後、ホイールをひっくり返して、同じサイドの裏側10本を、その後、反対サイドの表、裏と張っていきます。最後の10本は、既に張り終えたスポークの隙間からピンセットを駆使しますので、ちょっとイラつく作業になりました。前回、ハブには接着剤はつけないと書きましたが、スミマセンやっぱり多少の不安があったので、ハブ裏側に瞬着を点付けしていきました。

 リムはクローム塗装。ハンドピースをお使いの方は、スポーク部にマスキングをどうぞ。ニップルはゴールド塗り。エアバルブがありません。リアルさや実車の忠実な再現を求める方は、付けるんでしょうね。スポークと同じ要領で、リムに穴をあけ、頭を付けた真鍮線を差し込めば一丁あがりです。オヂさんは気にしませんから、付けません。

 実は今回のスポーク張り、微妙に失敗箇所があります。左右のハブを合わせたときに、僅かに角度のズレがあったようで、スポークのとりつけ角度がほんの少しですが一部乱れています(探さないでください)。それを隠す意味もあって、出来の悪い側にブレーキディスクをもってきました。ディスクは、縁の厚みを多少うすくした後、鉄色塗装の上から、クロームのドライブラシでニュアンスを出しました。真ん中の留め金具のところは面相筆で、文字通り老眼の限界です。
 前輪の自己評価は、65点くらいでしょうか。