2023年1月6日金曜日

正月は大人のテーマパーク、ラスベガスで

  元日は、叔母の家にファミリーが集まり、毎年恒例だという叔母特製のSukiyakiをいただいた。皆んなほとんど酒を飲まない家族なので、私たち夫妻は早々に引き揚げてきて、家でお節をつまみながら日本酒を遣ったわけです。

 翌2日から、ラスベガスへ行ってきました。ロサンゼルスから国道15番線を北東へ約280マイル=約450kmは車で4〜5時間の道のり。道中は、灌木やサボテンがぽつぽつと生える砂の丘陵以外に、何もありません。砂漠ですから。ナビの画面には縦に1本の直線のみが表示され、他には脇道も地名すらもない真っ白。200マイルくらい、ほぼ直線。

 果たして、ラスベガスは街中を走る長さ2マイルくらいの目貫通り沿いに、カジノ・ホテルやブランド・ショップなどが立ち並ぶ大人のテーマパークでした。ニューヨーク、パリ、ルクソールと、ここへ来ればわざわざ世界を旅行しなくても全部ありますよと言わんばかりの建物は、昼間の明るい日差しの下では「ハリボテ」感が過ぎる印象も拭えないものの、夜は流石に綺麗です。



 私たち夫婦が泊まったのはParis Hotel。エッフェル塔の脚4本がホテルを貫く巨大なホテルです。フレンチのお高いディナーを少しでも安く上げようという魂胆を胸に、今や全てデジタルになってしまったスロットマシンをやりました。細君のビギナーズラックもあり、二人ともめでたく100ドルずつくらいの儲けになったぜ。


 カジノは基本24時間営業、朝までぶっ通しで遊ぶ酔客も多い。ギャンブルはちょっとね、という奇特な御仁でも、ブルーマンやシルク・ドゥ・ソレイユのショウを観たり、コカコーラ・ショップだの、ハードロックカフェだの、冷やかす場所はいくらでもあリますから、ご安心を。ま、日本でちょっと豪華な温泉宿に泊まりに行くようなもんです。

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