2022年8月21日日曜日

コロナさんごめんなさいナメてました

  米国保健当局作成らしきCovid-19についての解説資料では、PCR等のテスト陽性判定により感染が確認された者については、発熱等の症状が出始めた日から5日後に、薬の服用なしに症状が解消されていれば回復と判断して良いとしている。8月15日の午後から症状が現れたので、長く見ても今日20日いっぱいということだろうから、それまで飲み続けていたアセトアミノフィンの錠剤の服用を今朝からやめ、36度台に体温が貼り付いていることを確認した。時折、空咳が出るものの、胸のつかえも鼻水もミニマム・レベルに低下した。

 それにしても、8月19日付けの公式統計に見る世界の累計感染者数5.95億人、全米で9,330万人、カリフォルニア州10,175,617人、LA地区3,375,907人の中の一人に名を連ねた訳だ。世界の人口が約79.26億人だから、そのうちの5.95億人ということは、単純計算で世界では13.3人に一人が感染、ただし、人口3.35億のアメリカだけだと3.59人に一人が感染と、数字は劇的に跳ね上がる。確かに、職場など身近なところでは4人に一人以上というあたりが実感するところに非常に近い。

 幸いなことに今回、重症化は免れた。既往症がないとはいえ立派な高齢、重症化した際のリスクは十分に覚悟しておく必要があったのだろうが、正直なところ、ナメていた。重症化さえしなければ大したことないんでしょと、タカを括っていた。それがどうだろう。丸4日間、高熱にうなされた。胸の痛みと咳に恐怖した。メガトン級の喉の痛みに涙した。鼻を咬んで丸めたティッシュはスーパーの袋3つ分くらいに達した。ホントごめんなさい。もう絶対おかわりは要りません。

 なんだかんだ言って、新型コロナ対策の分野ではアメリカは偉大だ。簡易検査キットは国の保健当局が全ての住民一人当たり8個まで無料で配布している。1回だけじゃない。これまで何度も配布が実施されている。専用サイトに住所などを登録しさえすれば、数日で郵送されてくる。私は前回の配布時に既に8個を入手していたので、今回症状の初日に当たる15日朝(発熱前)の時点でこのキットを使って検査した結果は、陰性だった。タイミング的に絶妙ではあるが、あれ?このキットちゃんと機能するのか?という疑問が浮かんだもんだから、PCR陽性が確認された後にもう一度キットを試してみた結果が上の写真で、見事に陽性。はいごめんなさい。

 PCR検査は保健当局系、薬局系など様々な機関から無料で検査機会が提供されている。こちらもネットで簡単に自宅付近の検査会場を検索し、予約することが可能。さらに、ワクチン接種も当然のことながら無料で、こちらは住民である必要すらない。素晴らしい。ビバ・アメリカ。

2022年8月18日木曜日

ガッツリとCovid-19感染(多分3回目だけど今度こそ正真正銘の陽性)

  先の日曜日に職場の同僚に陽性者が出て、濃厚接触と判断された。ヤバいかなぁと思っていたら、その翌日午後には症状が出始めた。胸のつかえ感と発熱。昨16日には、若い頃に罹ったマラリア以来あまり記憶になかった39度に達した。

 こりゃあかんと、無料のPCR検査をネットで予約。サンタモニカの街中にあるCVSという大手薬局チェーン店が提供しているドライブスルー検査を選択。時間どおりに現場に着き、3分とかからず終了。検査結果は24〜48時間とのこと。事実、約30時間後に結果判明。見事に陽性でした。熱は今も下がりきらず、38度前後を行ったり来たり、今朝から強烈に喉が痛いし、鼻水も出る。

 これまでにも2度、実はうっすら感染してたんじゃね?と疑うに十分な症状を経験してきたが、今度のは正真正銘、ガチの感染である。こないだ還暦を迎えたばかりの老人なので、これだけの高熱や咳を伴う症状に見舞われると、結構ツライし、流石に重症化が頭をよぎり、心配になる。大きく息を吸い込んだときに息が苦しくなるようなら、至近のUrgent Care (救急外来)にすぐに行くようにとアドバイスされている。調べてみると、すぐ近所にUCLA大学系列のそれらしい医療機関をはじめ、いくつもあるようだ。おそらく症状のピークは過ぎているのだろうが、油断しないでおこう。

2022年8月10日水曜日

オオタニ君のサポーターは日本人ばかりじゃない

  投手としてシーズン10勝、打者として10ホームランというベーブルースの記録を1世紀ぶりに更新、どころか、ホームランは今日の1発で今シーズン25本目。MLB通算でもイチローを抜いた。こんな記録づくしのオオタニ君を応援しているのは、何も日本人のファンだけではない。

 エンゼルス戦のTV解説者は、何を隠そう日本でもお馴染みのボビー・バレンタインだ。そう、千葉ロッテマリーンズを2度にわたって率いた名監督だ。髪は真っ白になっちゃったけど、人懐っこい語り口はいまだに衰えを知らない72歳。お元気で何よりです。


 そしてTV中継に欠かせないもう一人は、エンゼルス専属のブルペン・レポーターを務めるエリカ・ウェストン嬢。様々なTV番組でキャリアを積み重ねてきただけあって、実況の合間にカットインして披露する選手たちのエピソードも、試合直後のヒーロー・インタビューも、実に堂々としたもんだ。とびきり美人じゃないけど、愛嬌があって十分に魅力的。

 何と言っても、これら二人ともがオオタニ君の大ファンだってこと。とにかく中継の最初から最後まで、いつもいつでも話の合間合間にオオタニ君への言及が止まらない。ま、聞いてるこちらもそれが嬉しいから、ぜんぜん良いんですけどね。

2022年8月3日水曜日

愉快なナンバープレート

 トレード期限が到来し、心配された大谷翔平くんはエンゼルスに無事残留が決まった。やれやれ、これでしばらく安心して応援することができる。てなことで、久しぶりの投稿。  

 アメリカの車のナンバープレートは、州ごとに結構な色や柄のバリエーションがあって、なかなか楽しいのだが、カリフォルニアも例外ではない。特に、陸運局に追加で50ドル払うと、黒いナンバープレートを選ぶことができる。この黒背景に黄色文字のナンバープレート、ボディの塗装色が黒の車や、クラシックな車に雰囲気がマッチして、なんともカッチョ良い。しかも嬉しいことに、他人との被りがない限り、自分の好きなアルファベットや数字の組み合わせで作ってもらうことが可能。

 そんなわけで、運転中に前を走る車のナンバープレートに注意を向けることが少なくない。先日は、なんだか冒険家みたいな、それでいて何やら機材の類が積まれているジープが前を走っていた。最初はよく判らなかったのだが。。。

 YETIとは、UMAの一種で、いわゆる雪男のことだ。そしてUFO。つまり、不思議大好き月刊ムーみたいな奴、しかもナンバープレートにまでしてしまうガチな奴がいるんだな。いや、むしろこっちの方が本場なのか。

 かと思えば、こんなのも。あれ、でも車種がハチロクじゃなくてホンダのFITだし、カラーリングもパンダじゃない。でも、そこはそれで別に良いのか。ちなみにハンドルを握っていたのは女性。藤原拓海くんのファンなのかな。