2021年11月6日土曜日

シン・エヴァを観てみた(今頃?)

  一時帰国したばかりの東京の家で自主隔離という名の軟禁生活を過ごしている間に、劇場で観ることがかなわなかったシン・エヴァンゲリオンを観ることができた。息子がアマゾン・プライムかなんかでアーカイブしていた奴を、iPadで。独りお留守番の昼過ぎ、飲み物、ツマミ、電子タバコなんかを周到に用意して、長い動画だというのでちゃんとトイレも済ませておき、準備万端でバッチ来いとばかりに観てみた。

 鑑賞後の感想は。。。なんだかなぁ。亡くなった嫁と再会したい一心で、世界をめちゃくちゃにしてしまった碇ゲンドウという男の執着心というか粘着力に、ひたすらドン引きしてる間に終わってしまった。いろんな人の解説動画なんかもチェックしてみたけど、どれも「あーそう」って感じで、ストンと落ちない。

 それにしても、綾波ではないレイに人間の心が芽生え始めるシーンには、萌えましたわ。水を入れすぎた風船があっけなく破裂したみたいにLCL溶液に戻ってしまったのはビックリしたけど、初老のおっさんにとってエヴァと言えばシンジでもアスカでもなく、やっぱりレイ一択なのよ。

 てなことを酒を飲みながら考えていたら、件の友人から思わぬプレゼントをいただいた。月間エヴァンゲリオン特別号。表紙も中身も綾波レイ一色。特別企画「本当にあった良い話『あなたと一緒にポカポカしたい』」が収録されているようだ。ビニール袋に入った薄い冊子だが、中身は確認していない。さらに、綾波が描かれたクリアファイルも。友人に100回くらいお礼を言った後、「まあでも、これは開けないけどね」と言い放ってカバンにしまうと、今度は友人が「えぇっ、開けないんすか?」とビックリしていた。だって、こんなもん、いつどんなタイミングで開けるってのよ。そんな心の準備はちょっとやそっとじゃできませんから。

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