意外と思われるかもしれませんが、エジプト人の主食は国産のお米です。
広大な砂漠の真ん中を南北に流れるナイル川、その流域だけで9千万以上の人が住み暮らしています。9千万人の胃袋を支える米を、肥沃なナイル・デルタで作っているのです。まさにナイルの恵なのです。
で、エジプトで高級とされるブランド米がこれ。名前はエジプト産なのに、なぜか「ドーハ」。ドーハってカタールの首都です。少し細長いですね。
日本製の炊飯器で炊く場合は、水を少し多めにすると、それっぽく炊き上がります。コシヒカリやササニシキなどの日本のお米と比べると、甘みがなく、もちもちした食感もありません。でも、そんなことを気にしなければ普通に食べられます。
ですが、エジプト人はそもそも白米のまま炊くってことを余りしないようです。
油だの香辛料だのを最初から混ぜて炊くんだそうです。
こんなふうになります。
レストランなどに行ってもライスを頼むとこんなふうにして出てくるわけですけど、ま、これはこれで肉と合わせたり、モロヘイヤのスープをかけて食べたりすると、それなりに美味しかったりもします。ただし、カロリーは結構ヤバいかもしれません。
炊飯器で保温して翌日には既にパサパサになってしまいます。ちょうど良いパラパラのチャーハンができそうという人もいるかもしれません。私はもちもちしたチャーハンの方が好きですけど。
ああ、それにしても炊きたての日本の美味しいお米で卵かけご飯食べたいなぁ。こっちで生卵を食べるのは自殺行為ですから。
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