今日、日本では重大なニュースがありましたね。
野党からの質問主意書に対し、日本政府は、「政府としては『地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体』の存在を確認したことはない」「わが国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」旨の答弁書を閣議決定したというもの。
日本政府は過去においても「(UFOの)存在を確認していない」旨の答弁書を閣議決定していますから、政府の公的な立場は従来から変わっていないのです。それなら何が重大なのかって、そりゃUFO飛来やゴジラの襲撃があった場合の対応は、水面下でちゃんと備えておきましょうよ。ま、優先順位は相当低くならざるを得ないのは理解できますんでね。
もっとも、ちょっと深読みすれば、政府が表向きそんなことを言えるはずはないでしょうし、なんなら「特段」の検討はしていないけど、実はふつうに検討してますけど何か、と解することも可能なのかもしれません。
翻って、それが何モノなのか未確認だからUFOという名称な訳で、確認できた瞬間にUFOではなくなってしまうので、「UFOを確認していない」とした場合には、言葉に矛盾が生じますけど、「UFOの存在を確認していない」とする答弁なので、これは深読みせずとも、将来において存在を確認することがあるかもしれない余地を含んでいるのだということで、そのニュアンスを残すあたりは、日本政府もやるなぁと少し関心もしたのでした。
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