2013年2月20日水曜日

遣り残していたこと

4年間暮らしたparisには、まだまだ遣り残していることがたくさんある気がしてきて、少しだけ焦り始めています。
 そんな中の一番大きなものがオペラ座での観劇。parisにはオペラ座と呼ばれる国立劇場が厳密には2つあって、もうひとつはバスチーユにあるのですけど、やはり本命はオペラ通りのpalais garnier劇場です。パレスという呼称に相応しい絢爛豪華な建物、サロン・ミュージカルと呼ばれるメインの劇場の天井には、どか~んとシャガールの絵。
 さっそくウェブサイトからチケットの予約をと。。。オペラやバレエは4月くらいまで既に連日満席、考えが甘かった。仕方なくベートーベン/ブルックナーのコンサートで妥協しました。
 予約から数日後、自宅にちゃんとチケットが郵送されてきて、ひと安心。これで一つ、遣り残していたことを消化できます。

2013年2月16日土曜日

贔屓目なのかな


 お馴染みのYahoo Franceから興味深い記事を見つけました。
 Yahoo Franceが選ぶ1980年代の市販車ベスト10だというのが、以下の車たち。それぞれが車の歴史にエポックメイキングな功績を果たしたとして、殿堂入りを認定しています。

1. Ferrari F40(1987)
2. Audi Quattro(1980)
3. Peugeot 205GTI(1983)
4. BMW Z1(1988)
5. Fiat Panda(1980)
6. Renault Espace(1984)
7. Lancia Delta HF Integrale(1980)
8. Renault Fuego(1980)
9. Renault 25(1980)
10. Mazda MX-5(1989)

 ま、そりゃそうだろうなと頷ける車も少なくありません。けど、6位のエスパスと9位のRenault 25は、どう贔屓目に見てもこの順位で殿堂入りするような車ではないよなぁというのが率直な感想。理由はそれぞれあって、たとえばルノー25は大統領専用車になったからというのが選定の理由。だって半国営企業の車ですからね。
 日本車では、かろうじてロードスターが10位にランクイン。この車の果たした功績や今でも世界中にオーナーズクラブがあることからしても、輸出された日本の車の中でトップだとしてもおかしくないですね。
 価値観はともかく、いろんなベスト10を自分なりに考えてみるのも面白いかもしれません。

2013年2月12日火曜日

コンクラーベ


 このニュース、既に世の中で知らない人のほうが少ないでしょう。
 ローマ法王ベネディクト16世が、85歳という高齢を理由に今月末で退位する意向を表明しました。法王の任期は終身とされていて、存命中に退位するのは実に600年振りだとか。後継にはカトリック教会史上初めて、欧州出身でない法王が誕生する可能性があり、中南米出身者も候補に挙がっています。いずれにせよ、米大統領の交代と肩を並べるくらい、いえ、ある意味それ以上に世界に対して影響力を有する人の交代劇が、3月中にも行われようとしています。

 新法王を選出する手続きであるコンクラーベも、先代のヨハネ・パウロ没後に行われた際は耳新しい単語でしたが、映画化された小説「天使と悪魔」のヒットの記憶もまだ鮮明なように、今や有名になってしまった感じがします。

 オヂさんも、バチカンへは何度か訪れました。
 ピエロのような制服を着たスイス衛兵隊に警備されるサン・ピエトロ大聖堂の荘厳さに、コンクラーベの行われている間、封蝋でかしめられた鎖で固く閉ざされるシスティーナ礼拝堂の壁一面のフラスコ画に、圧倒されました。ああ、あの街に再び訪れてみたい。。。こんな旅情を抱きながら、法王関連のニュースを見るのも一考かと。

2013年2月10日日曜日

parisの中華街

  Paris市内には2か所の中国人街があります。そのうち、より規模の大きな中国人街が、パリ13区のプラス・ドゥ・イタリー付近の一郭。
 たまたま訪れた日曜日、辺りは中国本土と同様に、春節(中国の正月)を祝うムード一色でした。街頭は赤と黄色の上り旗で飾り付けられ、あちこちで獅子舞ならぬ龍の舞が、そして、やかましいほどの爆竹の音。

でもお目当ては春節の賑わいではなくて、実はこれ。
 さっぱりしてるのに癖になるスープの中には、米粉から練った白い麺、魚のつみれや牛肉などが入った「フォー」です。別皿に添えられたモヤシ、ライム、鷹の爪などをお好みでトッピングして食します。昨晩ワインを飲みすぎた胃腸にもたいへん優しい極上の一品。ついでにレストラン内を周回しているワゴンから、シウマイやエビ餃子などの点心を数皿と、クンシン菜の炒め物を注文。締めのジャスミンティまで飲んでも20ユーロでおつりが来ました。大満足。

2013年2月5日火曜日

ああプラモ作りがしたい

家のパソコンが立て続けに壊れた年末からこれまでの間、プラモ製作から遠ざかっています。実は年末年始に一時帰国した際には、ヤスリ、筆などのちょこっとしたツールと、モンキー製作を想定した参考資料としてミニモト専門のカスタム誌などを購入し、いつでもとりかかれる状態にあるのです。
 ただし、以前からぼんやりとお伝えしているとおり、遠からず住み慣れたparisを後にし、転勤を控えている身としては、向こう数か月もの間、作りかけのプラモデルをテーブルの上に出しっ放しにはしておけませんし、何より荷物のパッキングに本格的に着手しなければならないのです。
 他の素晴らしいモデラーさんたちのブログが日々着々と更新されているのを見るにつけ、欲求不満を通り越して、禁断症状が現れそうです。

2013年2月2日土曜日

映画鑑賞

アパートから歩いて3分のご近所、住宅街の一角に小さな映画館があります。
 今日は、「LINCOLN」の封切り。夜8時15分開演でしたが、小さな映画館の席は、ほぼすべて埋まりました。近頃のフランス人は吹き替えでない英語のオリジナル・バージョンを好む傾向があるようです。なるほど客層は中年以上の少しおめかしした人ばかり。東洋人らしき人は、オヂさんただ独り。
 ドキュメンタリーふうのスピルバーグ作品といえば「シンドラーズ・リスト」をすぐに思い出しますが、LINCOLNもなかなかに良作でした。なんといっても、主演俳優の演技が素晴らしい。凶弾に倒れた故人の人柄は今や知る術もありませんが、こんな人にこそ国の舵取りを任せたいと思わせてくれます。
 映画といえば、オヂさんの大好きな俳優ジャン・レノもご近所さんだとか。道端ですれ違わないかなぁと思い続けて約4年、出会った時の台詞まで考えているというのに、まだ一度も姿を見せてくれません。

2013年1月27日日曜日

蔵出し撮影(BMW R75/5)


 いつの間にか、PC画像をupできるようになっていました。オジさん、何をしたんでしょう。何が良かったというのでしょう。さっぱり解りませんが、まあよい。これでようやくブログのタイトルから「フォト」という文字を落とす危機から脱しました。
 てなわけで、過去の作品であるBMWカフェの蔵出し撮影です。まずは全景。
 フロント・フェンダーに立てた風切り、シングルシート、長さを詰めたエキゾーストなどが全体のフォルムを決定づけています。

  見せ場はやはり、水平対向のエンジン。デカいエンジン本体とシリンダーヘッドの質感の違いを際立たせるよう、塗装を工夫しました。エキパイの焼け色、プラグキャップ、キャブ・インシュレータ、そしていろいろ異なる太さのケーブル類がチャームポイント。ブン回して元気に走りながらも、よく手入れされた感じが出ていれば、しめたものです。前後ホイールのスポークも張り替えています。

  オフホワイトの上質の革をイメージしたシングルシートは、シートカウルも含めてスクラッチ製作。大人の贅沢を形にしてみました。シートカウルにはお約束のAceCafeステッカーも。

細身の車体に、大きく張り出したシリンダーヘッド、低く構えたコンチハンドル。そして、カフェレーサーであることを強烈に主張するチェッカー・ストライプ。縦置きに変えたテールランプとも相まって、雰囲気満点に仕上がりました。ロンドン郊外の聖地には、本当にこういうバイクが今も集まって来るのです。