2023年9月12日火曜日

ひょっとして最後のエンゼルスタジアム観戦なのか?

  昨10日、ガーディアンズとの最終戦となるデーゲーム、そして大谷選手が脇腹の炎症からスタメン復帰が期待されたエンゼル・スタジアムを訪れた。いつもの3塁ダグアウトより更にホームベース寄りの少し良い席。

 入場の列のほとんどを日本人が占めていた。はるばる日本から来ている人が相当多数いたに違いない。そして、その全員が大谷選手を一眼見ようと、思い思いのプラカードや団扇を手にし、或いはカブトを頭にかぶってその時を待ったのだが、果たして、大谷選手はベンチ入りすらしなかった。試合前に3塁側のファールグラウンドに席を並べた実況の3人。TVではすっかりお馴染みの顔である。

 私はと言うと、試合開始前のウォーミングアップの時間帯、エンゼルスのダグアウト横に設置されているプレス席に姿を表したエリカちゃんを、フェンスの真上で待ち構えた。Erica Westonさん。エンゼルスの試合を独占中継するBally Sports専属のレポーター、いわゆる番記者と言っていいだろう。試合中に小ネタを挟んできたり、試合後のヒーローインタビューに高確率で出てくるので、日本の野球ファンの間でも認知度を高めていると思う。ブロンドのお嬢さんで、角度によっては可愛らしくもあるが、実は36歳で子持ちの立派な大人の女性だ。

 フェンスから身を乗り出して「Erica〜」と声をかけながら、握り拳の右腕を下に伸ばしてみた。声に気づいて見上げたエリカちゃん、「ハ〜イ!」と明るい声と同時に、グータッチしてくれました。今日の出立ちは、ノースリーブのタイトなミニワンピ。いつも以上にムッチムチでした。


 最後を締めた守護神エステベス選手を迎えて、ヒーローインタビュー。大谷選手を見ることができなかったのは本当に残念だし、なんならもう二度とアナハイムでエンゼルスのユニフォームを着た大谷選手を見るチャンスはないのかもしれない。そんな切ない気持ちを、エリカちゃんとのグータッチの余韻がちょっとだけ和らげてくれたのでした。

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