もうすぐ日本に一時帰国だと思うと、途端に物欲がふつふつと湧いてくるのです。日頃の買い物は、ほぼ食料品とタバコくらいしかないオジさんでも、日本となれば話は別なのです。
齢60に手が届く歳になり、物欲の方も手の届く範囲で「ホンモノ」を求めたいなという、ちょっとした贅沢心が芽生えてきました。流行を追いかけ、しょっちゅう新しいモノを買おうという根気が、そもそもない。だから、なるべく飽きが来ず長年使えて、なんなら残りの人生これ一つでも良いかなと思えるモノを手にしたい。そんなところです。
だから、浅草に行きたい。実は浅草という街は、靴屋さんの街でもあることをご存知でしょうか。激安店からオーダーメイドの高級専門店まであらゆる靴が売られています。そんな数あるお店の中から今いちばん気になっているのがブーツ専門店。
この写真のブーツは、丈が短くて履きやすそう。特に、熟年のオジさんが履いていても違和感がなくて、変に目立たないところがかえって好ましい。Gパンにもカジュアルなパンツにも合いそう。厳選された素材を使い、全ての工程が手作業で作られているので、品質は間違いない。履き込むほどに味が出てくるんだろう。問題はお値段。55,000円というプライスタグが付く。これを高いと見るか、一生これと付き合うなら逆に安いと見るか。悩ましいところだ。
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