先日の一時帰国でひそかに購入した最新の秘密兵器を、コースで試しました。まあ、ひと言で表現すれば、「感動もの」です。
これまで本間のTW727-455というものを使っていたのですが、これが実にハードスペックなんです。とにかく一生懸命に打たないと球がぜんぜん上がって行かない。ちょっとでもミスヒットすればチーピンぎみに左にひっかけてしまう難しいドライバーでした。歳をとり身体じゅうの筋力が衰え、痩せて体重も減ってしまったせいで、とてもじゃないけど使いこなせないシロモノになってしまっていました。
もっと軽くて、簡単に高い球が打てる優しいドライバーが欲しい。
リサーチしましたよ、真剣に。ゆうに数か月は。しかも、日本と違って最寄りのショップに行けばすぐになんでも試打できるような環境にはないので、動画やら何やらを見まくりました。
で、最終的に選んだのがこれ。その名もテーラーメイドのドライバー「Mグローレ」。
テクノロジーの解説はメーカーさんに任せるとして、小学生みたいなインプレッションを書きます。とにかく軽くて振り易い。で、頑張ることなくゆったりしたスイングで、オートマチックに真っ直ぐで高い球が出ます。それでいて飛距離もそこそこ行ってくれます。多少芯を外しても、曲がりませんし、飛距離もさほど落ちません。
ああ、もっと早くにめぐり会いたかった。とはいっても、発売されてからそれほど経っていない現行モデルですので、それが今だったということなのでしょう。定価89000円というちょっと腰が引けるプライスタグがついていますけど、中古なら4万円くらいで見つかります。
世のおじさんゴルファーたちに大きな声で伝えたい。見た目はカッコ良くて、タイガーウッズが使ってるんだからきっとすごい飛ぶに違いないとかいう思い込みで、難しい道具を闇雲に買ってヒーヒー言うのは、もう止めにしましょう。最新のテクノロジーは、きっとどんなプレイヤーでも上手に打てるクラブを作ってくれていますから、自分の体力や技術レベルにぴったり合うのがどれなのかを見極める目を持ちましょう。まだ間に合いますし、断言します。スコアはお金で買えます。
2019年7月23日火曜日
2019年7月16日火曜日
里帰り(ダイエットは継続)
一週間ちょっとの里帰り(一時帰国)から、カイロに戻ってきました。
東京の自宅に到着後、真っ先にしたのは体重チェック。案の定、去年秋の健康診断以来、半年以上にわたって続けてきた炭水化物抑制ダイエットの成果は、マイナス10kgというめざましいもの。ここ10年、いやもっと長いこと割り込むことのなかった80kg未満を楽に達成していたのです。ああ継続は力なり。
これにおおいに気を良くして、行く先々でそこらじゅうに悪魔のささやきが聞こえる東京滞在中も、継続を決意。特に心配していたラーメンの誘惑に負けたのは、実に滞在中1回だけという自画自賛していい状況でした。
とはいえ、「逆に炭水化物じゃなきゃなんぼでも食べていいんでしょ」と自分に甘いあたりは許容範囲なのです。
秋葉原にあるアメリカ大統領の名前をパロったレストランでは、食べ盛りの息子たちと肉の大盛りにかぶりつき、はたまた三鷹で友人が経営するスイス料理店ではフォンデュをおかわりする有り様。ただ、意外だったのは、フォンデュにふんだんに使うチーズは、実は糖質の量が非常に少なく、ダイエット食なんだそうです。大量のパンの代わりに野菜などをチーズにつけて食べればっていうただし書き付きですけど。
スイス本場のフォンデュを食べてみたいけど、日本ではどこに行けばいいか分からないという方、お勧めです。
スイス食堂ルプレLe Pré。
さて、10kg=ベルトの穴2つ半の減量が何をもたらしたか。
まず、洋服が似合うようになった。これまではウェストに合わせてパンツを選ぶので、シルエットがブカブカだったのが、細身のパンツをキレイに履けるようになりましたね。これが一番。全体のコーディネートも変わってきます。
次に、階段や坂道の上りで、息が上がらなくなりました。また、長距離を歩いても疲れにくい。身体が軽いから、楽なんです。
では、デメリットがあるかというと、あるんです。ゴルフのドライバーが飛ばなくなりました。それに、ハードなスペックのゴルフクラブでは筋力が追い付かない。だから、楽に飛ばせる新兵器を購入しました。スコアを金で買う年齢なのです。
あと、これは喜ぶべきことなのかどうか微妙ですが、腕相撲で生まれて初めて息子(次男)に負けました。まあ、アメフトやってるガチムチなので、しょうがないんですけど。
東京の自宅に到着後、真っ先にしたのは体重チェック。案の定、去年秋の健康診断以来、半年以上にわたって続けてきた炭水化物抑制ダイエットの成果は、マイナス10kgというめざましいもの。ここ10年、いやもっと長いこと割り込むことのなかった80kg未満を楽に達成していたのです。ああ継続は力なり。
これにおおいに気を良くして、行く先々でそこらじゅうに悪魔のささやきが聞こえる東京滞在中も、継続を決意。特に心配していたラーメンの誘惑に負けたのは、実に滞在中1回だけという自画自賛していい状況でした。
とはいえ、「逆に炭水化物じゃなきゃなんぼでも食べていいんでしょ」と自分に甘いあたりは許容範囲なのです。
秋葉原にあるアメリカ大統領の名前をパロったレストランでは、食べ盛りの息子たちと肉の大盛りにかぶりつき、はたまた三鷹で友人が経営するスイス料理店ではフォンデュをおかわりする有り様。ただ、意外だったのは、フォンデュにふんだんに使うチーズは、実は糖質の量が非常に少なく、ダイエット食なんだそうです。大量のパンの代わりに野菜などをチーズにつけて食べればっていうただし書き付きですけど。
スイス本場のフォンデュを食べてみたいけど、日本ではどこに行けばいいか分からないという方、お勧めです。
スイス食堂ルプレLe Pré。
さて、10kg=ベルトの穴2つ半の減量が何をもたらしたか。
まず、洋服が似合うようになった。これまではウェストに合わせてパンツを選ぶので、シルエットがブカブカだったのが、細身のパンツをキレイに履けるようになりましたね。これが一番。全体のコーディネートも変わってきます。
次に、階段や坂道の上りで、息が上がらなくなりました。また、長距離を歩いても疲れにくい。身体が軽いから、楽なんです。
では、デメリットがあるかというと、あるんです。ゴルフのドライバーが飛ばなくなりました。それに、ハードなスペックのゴルフクラブでは筋力が追い付かない。だから、楽に飛ばせる新兵器を購入しました。スコアを金で買う年齢なのです。
あと、これは喜ぶべきことなのかどうか微妙ですが、腕相撲で生まれて初めて息子(次男)に負けました。まあ、アメフトやってるガチムチなので、しょうがないんですけど。
2019年7月1日月曜日
海外で活躍する日本人アスリートを応援したい(藤田菜七子くん)
競馬を趣味としない人でも、今日のこのニュースは目に留まったのではないか。
JRAが生んだ女性騎手・藤田菜七子が30日、スウェーデンで開催された国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に日本代表として出場し、海外初勝利を含む5戦2勝2着1回という成績で見事、総合優勝を飾ったのです。
菜七子くんにとって4回目の挑戦となった世界という舞台、各国から選ばれた10人の女性騎手を相手に、名実ともに「女性騎手世界一」の称号をもぎとったのだ。拍手。
21歳という若さ、そしてその可愛らしいルックスから、デビューしたての頃からマスコミを中心にアイドル的なもてはやされ方をされてきました。たしかに、彼女の知名度や人気をアテ込んでか、馬主からの騎乗依頼も他の若手騎手より多く、そういう意味では恵まれていると言えるでしょう。ただし、本人はその点たいへん謙虚で、それがまた良いという相乗効果。
ただし、赤鉛筆を耳に挟んだガチの競馬ファンは、それだけでは馬券は買いませんでした。ま、話のネタと、応援がてら500円くらい買っておくかてなところがせいぜいではあるまいか。基本的に、配当をもたらさない騎手に用はないのです。
ところが、菜七子くんはデビュー以来、地方開催を中心に着々と勝ち鞍を積み重ね、ついには今年、G1にも初騎乗。手綱さばきもなかなかのもんで、逃げてよし、差してよし。これまでシビアな見方をしていた辛口競馬ファンのおじさんたちも、可愛いから、若い女の子だからという理由ではなく、配当になる3着以内が期待できる騎手として彼女を見るようになってきています。
公営ギャンブルである競馬が「スポーツ」のカテゴリーに分類されていることに違和感を覚える方も少なくないと思います。でも、TV特番や動画などだけでも、プロの騎手という職業がいかにタフな肉体と精神力を要求されるものであるか、またそのため過酷なトレーニングと体重管理に日々取り組んでいるのを知ることができます。馬も騎手も、共に純粋なアスリートに他ならないのです。しかも、騎手には男女の区別がありません。馬主、厩舎、トレーニングセンター、調教師、騎手といった関係者がチーム一丸となってひとつのレースに臨むという形態も、コーチやトレーナーが常に周囲で選手をサポートするその他のプロスポーツと同じです。
種目を問わず、あるいはスポーツというジャンルを超えて、海外で活躍する日本人の姿を目にするとき、海外に暮らすひとりの日本人として純粋に応援したい気持ちにかられます。大リーグの大谷選手が昨日の試合でまたホームランを打ったか、ゴルフの畑岡選手は順位を上げているか、ルマンやF1でトヨタやホンダは勝ったのか。毎朝期待を込めてネットをチェックし、そのとおりだった日は実に気分よく出勤できるのです。こっちも頑張ろうっていう気になるのです。
JRAが生んだ女性騎手・藤田菜七子が30日、スウェーデンで開催された国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に日本代表として出場し、海外初勝利を含む5戦2勝2着1回という成績で見事、総合優勝を飾ったのです。
菜七子くんにとって4回目の挑戦となった世界という舞台、各国から選ばれた10人の女性騎手を相手に、名実ともに「女性騎手世界一」の称号をもぎとったのだ。拍手。
21歳という若さ、そしてその可愛らしいルックスから、デビューしたての頃からマスコミを中心にアイドル的なもてはやされ方をされてきました。たしかに、彼女の知名度や人気をアテ込んでか、馬主からの騎乗依頼も他の若手騎手より多く、そういう意味では恵まれていると言えるでしょう。ただし、本人はその点たいへん謙虚で、それがまた良いという相乗効果。
ただし、赤鉛筆を耳に挟んだガチの競馬ファンは、それだけでは馬券は買いませんでした。ま、話のネタと、応援がてら500円くらい買っておくかてなところがせいぜいではあるまいか。基本的に、配当をもたらさない騎手に用はないのです。
ところが、菜七子くんはデビュー以来、地方開催を中心に着々と勝ち鞍を積み重ね、ついには今年、G1にも初騎乗。手綱さばきもなかなかのもんで、逃げてよし、差してよし。これまでシビアな見方をしていた辛口競馬ファンのおじさんたちも、可愛いから、若い女の子だからという理由ではなく、配当になる3着以内が期待できる騎手として彼女を見るようになってきています。
公営ギャンブルである競馬が「スポーツ」のカテゴリーに分類されていることに違和感を覚える方も少なくないと思います。でも、TV特番や動画などだけでも、プロの騎手という職業がいかにタフな肉体と精神力を要求されるものであるか、またそのため過酷なトレーニングと体重管理に日々取り組んでいるのを知ることができます。馬も騎手も、共に純粋なアスリートに他ならないのです。しかも、騎手には男女の区別がありません。馬主、厩舎、トレーニングセンター、調教師、騎手といった関係者がチーム一丸となってひとつのレースに臨むという形態も、コーチやトレーナーが常に周囲で選手をサポートするその他のプロスポーツと同じです。
種目を問わず、あるいはスポーツというジャンルを超えて、海外で活躍する日本人の姿を目にするとき、海外に暮らすひとりの日本人として純粋に応援したい気持ちにかられます。大リーグの大谷選手が昨日の試合でまたホームランを打ったか、ゴルフの畑岡選手は順位を上げているか、ルマンやF1でトヨタやホンダは勝ったのか。毎朝期待を込めてネットをチェックし、そのとおりだった日は実に気分よく出勤できるのです。こっちも頑張ろうっていう気になるのです。
登録:
投稿 (Atom)