今日のニュースで、3万円ちょっとで買える家庭用オールインワン3Dプリンターが出たという記事が飛び込んできました。
「マイクロSDカードリーダーが付属し本体にはLCDディスプレイが搭載されているので、PCレスで出力が可能。寝ている間にPCのない部屋で出力させておくことも可能です。本体サイズは幅210×奥行き195×高さ279mm、2.4kg。最大出力サイズは幅110×奥行き110×高さ125mm。。。」
これはあれでしょうか、3Dデータを作成するためのソフトを追加購入する必要はあるながらも、データさえ作れればプラモの部品なんかにぴったりのサイズってことだと思えてならないのです。なんなら製品開発のターゲットは、実はモデラーなんじゃないかとさえ勘ぐりたくなってきます。
これまで長いこと、特にスクラッチ製作においては、平たいプラ板を切ったり曲げたりパテ盛りして削ったりという気が遠くなるような作業を強いられた訳ですけど、例えば1/9スケールのロケットカウルがあったとして、それをデータに取り込んだら、このプリンタで1/6スケールで出力できちゃったりするのでしょうか。ゆうに数週間はかかっていた作業がそれこそあっという間に、しかも工業製品と同じような正確さで作れてしまう。
しかも、これまでは何をどうやってもプラ材では不可能だったタイヤの複製なんかも難なくできてしまう。さらに、実物のデータさえあればジオラマ用のリアルな小物がいくらでも作れちゃったりして。。。妄想をちょっと広げただけでクラクラしてきます。
モデラーにとってまさに神のようなこの機器が、3万円ちょっとで手に入る時代になりました。はたしてガラパゴス代表みたいな私たちオジさん世代のモデラーは、この先端機器を自分のプラモ工作に取り入れるのが主流となるのか、はたまた「邪道」と決めつけて見て見ぬふりをするのか。悩ましい限りです。
3 件のコメント:
フルスクラッチに対する自分自身の壁が、
急に低くなったように感じました。
だいぶ安くなったように思いますが、
まだまだ気軽には手は出せません。
しかし、モデラーなら、
いずれは試すべきかと。
ここはひとつ、やっつけて下さい。ついて行きます。
>YASUさん
コメントお返しするのが遅くなりスミマセン。
そうなんです。興味津々なんですけど、お値段もさることながら、なんだかルビコン川を渡るみたいな気分です。
>yocchiさん
お久しぶりです。こちらからはとんとご無沙汰しているのに、コメくださり有難うございます。
ついて来ると言われましても、勇気が持てないというか、まずは誰か他の人がやってみてくれないかなぁと、他力本願なんですけど、ちゃんとできるっていうサンプルが欲しいですね。
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