2019年2月6日水曜日

行ってみたいところがあまりない

 正月明けからのこの1か月は、なんだかとっても忙しかったなぁ。2回も出張に行ったので、その間の仕事はごっちゃり溜まってたし、ゴルフもちょびっとしか出来てないし。。。
 などとブツブツ呟いてみてもストレスが晴れることはなく、よし、それなら来週の建国記念日にひっかけてどこかに小旅行でもするかと、やおら地図を眺めてみたわけです。
 でも、飛行機だけで無駄に500ドル以上は払いたくない。そうなると、ヨーロッパではイタリア、トルコなど地中海に近いところまでしか足が届きません。それに、過去に住んでいた国に行っても新鮮味はないし、かといってアフリカや中東の近隣国に行き残したところもあまりなく。。。
 つまり、ひょいと行けそうな距離には、行ってみたいところがあまりないという現実を思い知らされて、少し引いてしまいました。なにを贅沢なと怒られそうですが。
 そこで、仕方がないのでエジプト国内で考えようと。ルクソール、アスワン、アブシンベルの遺跡は既に見た。紅海のリゾートもハルガダに行った。残りの有名どころは、アレキサンドリアとスエズあたりか。
母なるナイル川が地中海に注ぐデルタ地帯の西に、エジプト第2の都市アレキサンドリアはあります。かの有名なマケドニアのアレキサンダー大王が遠征してきて自らの名前を冠し、「ああ、もう余にはこれ以上征服すべき土地がなくなってしまった」と嘆いたとか。その後、大王の部下によって古代エジプト最後の王朝であるプトレマイオス朝が始まった土地であり、クレオパトラがローマのジュリアス・シーザーにたぶらかされた場所でもあります。
 残念ながら多くの古代都市遺跡は、今も海の底に眠っています。それでも、世界一古いと言われる図書館などの見どころもあり、何と言っても海産物をふんだんに使った食事が楽しみ。
 せっかく新しいカメラを買ったというのに、まだ活躍の場がありませんでしたので、バシバシと写真を撮ってこようと目論んでいます。カイロから車で約2時間半。週末にひとっ走り(といっても車はドライバーが運転するんですけど)行ってきます。

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