2018年3月10日土曜日

オマーンというよく知らない国に行ってみた

 先週は、オマーンの首都マスカットに出張してきました。
 オマーンって言われても、よく知りません。アラビア半島のいちばん外側(南)に位置し、ホルムズ海峡を通過しなくてもよい海の要衝です。
 そうなんだろうが、まだ解らない。ならば、アラビアンナイトに登場する船乗り、シンドバッドがオマーンの港から出航したんだ言われればどうか。へえ。
 マスカットの空港に到着しターミナルの外に出ると、こういういかにも中東という格好をした大量の男たちが待ち受けています。なんのことはない、TAXIの運転手なんですけど、まあこれだけでも異国に来たなぁという強い印象を受けることは間違いありません。
 街中を走るTAXIが白xオレンジのツートンカラーであるのに対し、空港TAXIは下のようにまるでBMWのMシリーズを丸パクリしたようなカラーリング。カッチョイイので許しましょう。
そして、流石は産油国と思わせるのが、穴ボコやツギハギなど一つもないツルツルの道路と、その上を走るピカピカの車たち。メルセデスやBMWだけでなく、マセラティもムスタングもなんでもピカピカ。
 そんな印象を語ると、迎えに来てくれた運転手が解説してくれました。曰く、国王が大の綺麗好きで、それが故に「車は常に綺麗にしておかなければならない」法律があるのだそうです。国王の指示は忖度どころか絶対なので、そこらじゅうに洗車場や車洗いのアルバイトがいるんだとか。車検制度すらないところはアンバランスではありますが、まあ良いことではあります。
 白亜の建物が並ぶ緑豊かな街並みとも相まって、実に美しい街マスカット。南に1時間ほど車で下れば、海沿いのリゾートもあるんだそうです。
 でも、4月にもなれば気温は40度、5月には50度を超える日も。とにかくひたすら暑いのです。

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