2011年12月21日水曜日

2年9か月ぶりの一時帰国

明後日から、2年9か月ぶりに日本に一時帰国します。
 実は、パリの日本人学校に通っていた長男が日本の高校へ進学するため、この年末で家族は帰国することに決めたのです。オヂさんは荷物運びのために同行し、少しだけ日本の空気を吸って、三が日のうちにparisにとんぼ返り。その後はしばし単身赴任になるという手筈。

 久し振りの日本、何といってもいちばんの楽しみは食べ物です。
 新橋界隈の呑んべえサラリーマンなら知らない人はいないだろう聖地です。とにかく旨い魚が食べたければ、迷うことなくこの店に直行です。毎朝築地から、これっと目をつけた魚を仕入れてくるので、メニューは日ごとに異なります。今日は何があるのかなぁって、それもまた楽しいのです。しかも、すぐ近くには別の聖地、TAMIYAプラモデルファクトリーもあるのです。もう想像しただけで倒れそうです。

 そんなわけで、年明けまでしばらくの間、当ブログは更新をお休みすることになります。
 どろゑびす特急さん、YASUさん、迷走さん、YOCCHIさん、本年も飽きることなく拙ブログにご訪問くださり、また、時には温かいコメントをお寄せくださり、誠に有難うございました。更に、Z1300オーナーズクラブの方などからも励ましのコメントを頂戴しました。
 思えば2011年は、遠くparisから未曽有の災害に見舞われた祖国を、固唾をのんで見守りました。新しい年は、一つでも多くの良いニュースが日本から発信されることを、心から願っています。

 それと、実は、今日で投稿299回目を数えます。年内最後の更新を300回にしようか、新年一発目にしようか迷っていましたが、荷づくりなどで結局時間切れとなり、300回のお祝いは年明けまでとっておくことにします。
 1月から単身赴任となりますので、来年はせっせとプラモデルを作り、せっせとブログも更新していこうと思っていますので、引き続きよろしくお願い致します。
 それでは皆様、Merry Christmas そして、どうぞ良いお年を。

2011年12月15日木曜日

忙しい貴方に。。。

 慌ただしい年末を忙しくお過ごしの貴方に、ひとときの癒しと目の保養を。
 この実になんとも可愛らしいお嬢さん、このほどミス・フランス2012の栄冠を獲得したマドモワゼルDelphine Wespiserさんです。ドイツとの歴史的な国境紛争の舞台となったアルザス地方から選出され、一躍、時の人になりました。
 Parisの街を歩いていますと、一日に何人かは必ず、ハッとする美しいパリジェンヌにすれ違います。特に、10代から20代前半の若いお嬢さんたちの、女性として磨き上がる直前の原石のような美しさは、欧州に長く住むオヂさんでも、思わず目を細め、鼻の下が伸びてしまいます。比較的小柄な女性が多いのも好感が持てますし、「着飾る」のではなく、「生まれたときからファッションという色の付いた空気を吸って育った」みたいな、さりげないお洒落が、彼女たちの魅力を一層引き立ててくれているのです。

2011年12月11日日曜日

今年のイルミネーションにはガッカリだ

   毎年この時期になると、シャンゼリゼ通りのクリスマス・イルミネーションがparisの夜を美しく照らします。昨年、何十万個と言われる電球の全てをLED化することで、paris市は、劇的な電気代の節約に成功しました。
 かつての裸電球のイルミネーションが放つ柔らかで雰囲気のある暖色の光は、通りの左右の歩道に連なるクリスマスの出店も、そこを肩を寄せて歩く恋人たちも、優しく包み込むようでした。しかしそれが、時代の要請とはいえ、青みがかった機械的な寒色の光に変わってしまったことに、心を痛めたパリっ子たちも少なくなかったはずです。
 さて、今年はと言いますと、ご覧の通り、どうにもこうにもガッカリな出来と言わざるを得ません。どこかSFチックなデザインは、かろうじてLEDの青にマッチしているとは思いますけど、ロマンチックさが極限まで低下してしまいました。仕方がないので、きれいな女の人(映画「ダヴィンチ・コード」でソフィー役を演じたあの女優さん)が一緒に映っている画像を貼り付けました。

2011年12月6日火曜日

出不精

11月30日から12月4日まで、ここparisでSalon de la moto 2011(オートバイ・ショー:モーターショーの二輪版)をやっていました。
 やっているのは知っていたんです。車で行けば、アパートから15分もあれば着くんです。でも、行かなかった。どうしても行く気にならなかった。ロッシ号の実物があったんですけど、足が向かなかった。
 日本メーカーが独占するビッグ・スクーター市場に殴り込みをかけるべくBMWから発表された600cc&650ccのスクーター以外には、これといった注目すべきモデルがないことが解っていたから、というのは建前で、本当の理由は単なる出不精。


http://www.motoservices.com/sites/mondial-du-deux-roues.htm

 今になってサイトをいろいろ見てみたら、革製品のショップが出店していて、それだけは覗いてみたかったかも。

2011年12月3日土曜日

大脱走のスティーブ・マックイーン

 つや消しカーキ色に塗られたトライアンフ・ボンネビルT100。
 映画「大脱走」でスティーブ・マックイーンがドイツ軍から逃げる際に、牧草地帯をカッ飛ばしたバイクそのものが、発売されるとのこと。サイドカバーにはスティーブのシグネチャーがあしらわれているんだそうです。
 軍用なので当然と言えば当然なんですけど、何ともまあ武骨というか男くさいというか、カッコ良いですなぁ。
 来年3月に限定1,100台のうちの1台を手に入れる幸運な人のドヤ顔を、parisでも見ることが出来るのでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=Wih_Kj0zEZU

 やっぱりこの俳優さんは、単車がとても似合います。