2011年7月27日水曜日

手長猿いじり(17)

 久しぶりの工作風景です。ハンドル周り。
 ハンドル自体は、CB750FZ用を流用しました。スペンサー・レプリカがバーハンドルだったので、キットの箱に使わずにあったのを思い出して。スイッチ類はノーマルですが、TAMIYAさん、このキットは珍しく随分と省エネというか手抜きというか、グリップまで一体のゴム製でした。アップでよく見ないと分かりませんけど、少々残念です。おなぐさみに、バーエンドキャップだけは追加しておきました。
 トップブリッジはキットのまま。ただし、メーターのマウントを自作して、ドゥカティふうにセンターに配置。3連のパイロットランプともマッチしています。


 フロントのバイザーは、3枚目の画像のような感じになりました。スクリーンがやや寝すぎかもしれません。あとで修正します。ヘッドライトの下には、ホーンを配置しました。  


 。。。と、あとは1 to 2のエキパイ工作を残して、ほぼ全てのパーツが出来上がったところで、仮組みして全体を撮影。フロントフェンダーも造形は出来ているのですが、仮組みが面倒なので、今は省略.


 さて、ここへきて、いつものように、モチベーションがダダ落ちしております。


 モチベーション低下の理由は簡単で、一つは、いちばん美味しい工作過程が既に終了してしまったこと、もう一つは、苦手で大嫌いな塗装に着手したくないからです。


 カラーリングのイメージはできているんです。ソリッドな2色ですから塗り分けもそう難しくないだろうと思ってはいるのですが、どうにも気が向きません。じゃあ、さっさとエキパイでも作ればいいじゃんって、これもここまで既に数回の失敗を経て、気持ちが負けてしまっています。


 実はもうすぐ日本から友人がparisに遊びにやってくるのですが、こちらの業者に在庫切れの1/6キットを調達して持ってきてくれる予定なのです。早くも気はそちらのキットに向いてしまっているのです。

2011年7月24日日曜日

V & V

 今日、フランスでは2つの大きなV(優勝)がありましたね。
 一つはお馴染みのTour de France。表彰台の真ん中に立つ豪州のエヴァンス選手、嬉しそうでした。オヂさんも、シャンゼリゼ通りに出かけて、同じ空気を吸ってきましたよ。


 もう一つのVは、レマン湖沿いのエヴィアンで開催されていたエヴィアン・マスターズで、09年に続いてV2の藍ちゃん。藍ちゃんにとってこのコース、きっと相性が良いのでしょう。オヂさんもエヴィアンで相当回数ラウンドしたことがありますけど、フェアウェーは狭いしグリーンは嘘みたいに速いしで、80台後半が精一杯です。やっぱりプロはすごいんだなぁ。

 それにしても藍ちゃん、おめでとう。ブラボー!!!

2011年7月18日月曜日

しゃあああああ!!!

 もう何も解説は必要ありませんね。やってくれました。
 決して華やかさはない、どちらかといえば泥臭いスタイルのサッカーですが、最後の一瞬まで諦めずに、本当によく頑張ってくれました。この勝利が、被災地をはじめ、どれだけ多くの人々に勇気を与えてくれたことでしょう。海外に住む日本人にとっても、誇りです。
 リアルタイムで観ていたフランスのTVでも、放送の最後にアナウンサーが言った言葉は「Arigato, Nadeshiko!!!」でした。

2011年7月17日日曜日

手長猿いじり(16)

 パソコンの調子が悪いので、思ったようなペースでupできていません。先進国のくせにフランスは電源が不安定なので、 精密機器にとってはリスキーな環境です。
 まあいいや。
 バックステップ左側。パーツはすべて自作ですが、いかにもカスタムパーツを後付けしましたという印象を与えず、ひょっとして純正部品?と思わせるようなデザインにしたつもりです。そんな文脈で、ステップは可倒式を採用しました。


 同じく右側。

 ブレーキペダルは、これまたノーマルらしさを出すため、キット部品を短く切って流用。ペダル部分は小型化してあります。マスターシリンダーは適当ですが、雰囲気だけは確保できたのではないかと思います。


 なんだかんだで、ようやく自立。なかなかユニークで愛らしい、それでいて、キリっと主張のあるフォルムになってきました。

 サイドスタンドは、約2cmほど延長してあります。

2011年7月10日日曜日

手長猿いじり(15)

 ようやく週末になりました。
 ヘッドライトの外周に合わせた1mmプラ板の輪っかに羽を付けて、カワサキNinjaのスクリーン縁部分とつなぎ合わせてみようという試み。


 角度を付けてプラ板を接着と同時に、すかさずエポパテで裏表両側から強化しつつ、形成していきます。ヘッドライト上部は、ひさし状の張り出しを設けました。輪っかの下3分の1は、固まった後に切り取ります。また、サイドにはウィンカーを仕込む三角の穴を開けておきます。

 そう、ビキニカウルよりもまだ小さな、バイザーと言いますか、シールドと言いますか。そんな感じのフロントマスクを作っているのです。


 サフを吹いて、スクリーンをあてがってみました。

 画像ではよく解らないかもしれませんが、ステムからヘッドライトを支えるがっしりしたステー(白い部分)に穴を開け、1mm真鍮線を通してV字型に曲げたステーでバイザーを止めてあります。バイザー裏側に、真鍮線の先を差し込む受けを仕込んであるのです。何回でも着脱自由ですから、工作もし易いです。

 なかなかカッコ良いのではないかと思います。そして、今回は外装パーツの目処が割と早めに立ち、大きなヤマを越えたような気になっています。

2011年7月3日日曜日

手長猿いじり(14)

 リア・ウィンカーと一体のナンバープレート台座の取り付けは、しばし悩んだ結果、シートレールとして追加した黒塗装のサブフレームから4本のパイプを出し、集合させる形にしました。これで、前半部分のトラス構造とデザイン的に調和するのではないかという狙い。ただ、マフラーを取り付けてしまった後は、ほとんど見えなくなってしまいます。


 マフラーにとりかかりました。

 エキパイの取り回しは後にして、先ずはサイレンサーから。実はサイレンサーの位置が決まらないと、エキパイの曲げ具合があてずっぽうになってしまうので、この方が工作し易いのです。

 キットのノーマルマフラーは、エキパイと一体。でも、サイレンサーは、大振りで、先端に向かってやや太くなるスタイルで、なかなかカッコ良い。ならば流用しましょう。ただ、1セットしかありません。2本出しを考えているので、どうしましょう。

 左右に分かれたキットのサイレンサーを、片側ずつ使うことにしました。裏側にあたる部分は、ラッキーなことにZ1300の箱に残っていたマフラー先端部分が丁度ピッタンコだったので、有り難くこれを使いました。サイレンサー根元と先端はそれぞれエポパテで形成。ステーは0.5mmアルミ板で輪っかを作り、1mmプラ板で作ったステーにつないでリベット止めします。


 サブ・フレームに通した2.4mm径のプラ棒に合わせたステーを刺し、サイレンサーをあてがってみました。なかなか迫力のある後ろ姿になりそうです。


 横から見た図。

 サイレンサーは、カーボンふうにできればいいなぁと思っているのですが、手元にカーボンデカールがありません。かといって塗装で表現するのは相当難しい。過去に、カミさんのストッキングを使ってカーボン塗装にチャレンジしたことがありますが、均一にならないんです。やっぱりデカールを作るしかないのか。ちょっと悩んでみます。