2010年7月31日土曜日

XS Eleven Midnight Cafe(3)


 しばし更新が滞っていました。夏休み直前に大ボスの交替があって、バタバタと。。。
 さて、XS11は、いつもながらのタミヤ・クオリティのおかげで、キャブレターとエンジン腰上まで何のストレスもなくカチャカチャと組みあがってしまいます。バリも段差もありません。しかもミッドナイト仕様はエンジン回りがすべてブラックアウト塗装。うっかりしていると、素組でどこまでも行ってしまいそうになり、「本当にこのまま進んでいいのか?」と、意志の力で手を止めて考えました。
 せめてものカスタム感を演出するため、ところどころ効果的なパーツたちをメタリック塗装することにしました。キャブレターのリンケージ金具や、シリンダーヘッド、マフラーのフランジ部などです。
 他方、実車では、Z2などのようにシリンダーフィンのエッジが磨き出されていていますが、ここは逆にノータッチで。それと、キャブの蓋に施されている金メッキをそのまま使うかどうかは、全体のイメージが固まらない中で、まだ悩んでいるところです。
 そんなふうに、立ち止まってああでもないこうでもないと考えている瞬間が、結構好きなのです。

 余談ですが、我が愛車BMW、走行15万kmを超えたところで謎のエンジン停止に陥ってから約2週間、燃料ポンプの交換で見事復活。バカンス前に大枚をはたくことになりましたけど、オイルも交換し、シルキーで気持ちの良い吹け上がりです。めでたい。あと2年位もちこたえてくれればいいから。

2010年7月25日日曜日

Tour de Franceの空気



 連覇を果たしたコンタドール、この目で見てきました。
 Tour de France最終日、オヂさんがシャンゼリゼ通りに着いたのは午後2時くらいでしたか。既に沿道かぶりつきは人で埋まっていました。そりゃそうだよなぁ、来年は昼前に来ないとだめかと思いつつ、特設の売店などを冷やかしているうちに、人がごった返してきたので、人垣が薄そうな適当な場所で立って待つこと約3時間。スポンサー企業のパレードでひとしきり盛りあがった後、待ちに待ったチャリ軍団がやってきました。
 シャンゼリゼ通りは、コンコルドから凱旋門に向かってずっと緩やかな上り坂です。オヂさんは、下り側の沿道にいましたので、いやあ速い速い。自転車であんなに速く走る人たちを見たことがありませんでした。
 何往復目かで、ようやく間近に黄色いジャージをファインダーに捉えることができたのが、2枚目の画像です。この1枚のために行ったようなもんです。ついでに剛腕アームストロングや新城の姿も探すには探したのですが、正直どれがどれだか解りませんでした。
 3枚目の画像は、凱旋門手前の折り返し点。とてもじゃないけど人垣で前に進めません。
 何はともあれ、自転車レースの最高峰を目の前で見ることができ、同じ空気を吸うことが出来て、貴重な体験になりました。人の波が動かないうちにすぐに帰宅し、表彰式はTVでゆっくり見ましたとさ。

2010年7月24日土曜日

XS Eleven Midnight Cafe(2)

 さあ始まりました。
 手始めは、ブレーキ・ローターです。
 取説の順序無視はいつものことですけど、それにしても何故こんなところから?と思われるかもしれません。オヂさんは、実はこの放熱用の斜めに切れ込みが入ったデザインが前々から好きになれなかった。自分でも理由がよく解りませんけど、何か生理的に受け入れられないなぁと感じてしまうのです。
 そんな訳で、パテで埋めてしまうことも考えつつ、いろいろと手元の雑誌などを見ていると、最近のカスタムには異形のローターがしばしば採用されていることを知り、それなら逆に既存の切れ込みを利用してやろうと思いついた次第。
 画像の左側がキット部品、右側が加工途中のものです。1mmピンバイスで慎重に開けた穴をガイドに、カッターで切れ込みを施しました。そして周囲には、形状の異なるギザギザをつけ、鉄色を塗装。この後、磨いて光らせてから、軽くドライブラシなどを入れてみることにします。前後合わせて同じものを3つ作らなければならないので、多少面倒ですが、ふむ、なかなかよろしいのではないかと。
 ネオ・カフェというコンセプトである以上、最新のカスタム手法も所々に取り入れてみることにします。

2010年7月21日水曜日

XS Eleven Midnight Cafe(1)


 夏休みの自由課題が決まりました。
 YAMAHAミッドナイト・スペシャルの最高峰、イレブンLGです。いやぁ、実に何ともセクシーなバイクです。精悍だけど、艶っぽいといいますか、チャーリーズ・エンジェルみたいな強くて美しい女性(もちろん金髪)に乗ってもらいたい。
 ただし、オヂさんはカフェ・レーサー専門ですから、当然のことながらこのアメリカンをそのままアメリカンとして作るわけにはいきません。かといって、キャストホイールをはじめ、クラシックな印象が薄いモデルですから、目指すところは自ずと、「ネオ・カフェ」というイメージになろうかと思います。
 てなことで、早速キットを開封。パーツ群を並べてみました。相当の部品点数です。真っ先に目に飛び込んでくるのが、金色にきれいにメッキされたパーツと、ホイール、金属製(!)の大ぶりなハンドルなど。折角タミヤさんがそれなりにコストをかけて用意してくれたのですが、使われずにジャンク箱に直行するパーツがどれくらいあるか、今の段階では解りません。
 とにかく、夏休みらしく、自由に工作したいと思います。どんなことになるのか、夏休みが終わるまでに完成にこぎ着けることが出来るのか(たぶん無理)、いずれにしても楽しみです。

2010年7月19日月曜日

猿いじり(27:完成編)



  猿いじりが最終回を迎えました。 4月末から着手して以来3カ月弱、猿に対する愛着が薄れることなく、存分に工作を楽しむことができました。製作ペースを速いと見るかどうかは別として、夏休み前に完成してよかった。

Honda Monkey Z50J Mike Hailwood Replica
【ベースキット:TAMIYA 1/6 2000 anniversary】
(主なスクラッチ・ポイント)
 ・フルカウル(イタレリ1/9流用)
 ・タンク、シートカウル(スクラッチ)
 ・フロントフォーク
 ・フロント・ディスクブレーキ
 ・スイングアーム
 ・バックステップ
 ・マフラー
 ・カンパニョーロ風ホイール
 ・セパレート・ハンドル
 ・メーター・パネル
 ・デカール
 いつものように、アパートの前で撮影。大きさ(小ささ)が解るよう、CB750と並べてみました。たいそうなカウルを身にまっとていても、やはり小さいです。どこぞの業者が実車用にこの外装キットを市販しようとすると、Ducati社に著作権料を払わなくちゃいけないんだろうなぁ(あっ、自分はいいのか?)。
 これまで猿にお寄せいただいた温かいご声援に感謝します。さ、夏休みの宿題が待ってるぞー。次はビッグモデルだ。

2010年7月15日木曜日

猿いじり(26)


 いじり倒した猿が、半完成に至りました。
 終盤の主な製作箇所としては、先ずヘッドランプ。内部に球を仕込んだり、レンズのカットをカッターで手書きしたりと少し手がかかりましたが、うまいことカウルと面イチに収まってくれました。
 それからテールランプ。これは、ナンバープレートを取り付ける台座と一体形成で、キットのアッセンブリーを加工し合わせてあります。
 リアのウィンカーは、市販の900MHRからヒントを得て、左右を一直線に繋ぐステー形状としました。実はフロントのウィンカーは、薄い円盤状に加工したものをカウルに直接貼り付けようと思っていたのですが、折角のデカールが一部見えなくなってしまうのが勿体なくて、躊躇しています。
 フルカウルの裏側は、ツヤなしブラックで塗装、シートは半ツヤのブラックで、レザーの雰囲気が出ていれば、しめたもんです。
 この後、スクリーンやフェンダーをちゃんと接着して(あ、タンクキャップもないや)、細かな傷をタッチアップするなどの最終的な点検を経て、次回、完成編となる予定です。撮影にも少しだけ気を使ってみることにしましょう。
 製作過程では、特にハンドル位置など悩んだりもしましたけれど、ひとつひとつ手を加えてきたパーツたちが、愛おしいです。何より、モンキーとドゥカ・マン島TTという大好きな2種類のバイクを融合させることができ、世界に一台きり自分専用のオリジナル・ミニモトを作ることが出来た喜びはひとしおです。
 やっぱり猿は、いつでもオヂさんに楽しい時間を与えてくれる可愛い奴です。

2010年7月14日水曜日

14 Juillet 2010

 革命記念日のパリは、あいにくの雨になりました。
 軍事パレードの開始を告げる航空部隊が頭上を通過する頃から、ぽつりぽつりと降り始めた雨は、けっこうな本降りになってしまい、行進する軍の各部隊、警察隊、消防隊、鼓笛隊、そして朝からシャンゼリゼ通り沿いに陣取った数万の人々も、ずぶ濡れ。昨日までの暑さがウソみたいに肌寒い。
 オヂさんは、幸運なことに凱旋門を挟んでシャンゼリゼの延長線上の通りから歩いて5分のアパートに住んでいるので、曇り空にくっきりとトリコロールの色付けをしてくれた航空部隊の飛行機雲だけパチリと撮って、あとのパレードは家のTVでぬくぬくと観ることにしました。ついでにツール・ド・フランスも生中継もじっくり観戦。
 夕方くらいからは雨も上がり、晴れ間が時おり覗いてきましたので、猿のクリアがけだけしておきました。あ、今日は当然、フランスの祝日なので、仕事お休みだったのです。

2010年7月13日火曜日

これもいいねぇ

 やや頻繁にプジョーの記事を掲載してきております。常連読者様の当ブログへの関心を繋ぎとめたいという下心がないとは申しません、が、最近のプジョーというか、PSAブランドのデザインは、そうでなくともカッチョイイ。中年男のハートをくすぐります。
 新508です。3リットルV6は211馬力だと。いいですなぁ、実に。オヂさんは、こういうのびやかなセダンが大好きです。白が似合うヨーロッパ車も珍しい。如何でしょう。そろそろ白いセダンが似合う男になりたいな。

 現在、7月13日の夜23:30。窓の外からは打ち上げ花火のドンドンという音が聞こえています。日本の建国記念日に相当するフランス革命記念日(パリ祭)の前夜を祝う祝砲です。明日は何十万の人出におじけずきつつ、シャンゼリゼに恒例の軍事パレードを見に行ってみようか、どうしようかと、迷っています。

2010年7月11日日曜日

猿いじり(25)

 民主党の大敗、スペインのワールド杯初優勝と、超ど級のニュースの陰で、ひそかに久々の猿いじりです。
 塗装し、自作デカールを貼りました。塗装は相変わらず下手くそで、特にタンクは曲線のマスキングがうまくいかないもんだから、線がガタガタです。とてもアップには耐えられませんけど、オヂさん的には面相筆で老眼の限界まで修正しましたので、こんなもんで及第点。
 デカールの方は、まったく便利な世の中になったもんで、ネットで探せばドンピシャリのセット画像が見つかります。ありがたや、ありがたや。
 てなことで、このあとクリアがけすれば一気に完成が見えてきます。

2010年7月5日月曜日

MV Agusta荒くれKnight Cafe(21)

 荒くれ藤木がリアフェンダーを届けてくれたおかげで、懸案だったリア周りの工作がスムースに進み始めました。シートレールへの取り付けステーもぴったしで、フェンダーがぐらつくこともありません。
 試しにシートを載せた状態でバランスを見てみます。
 シートが随分ボリュームがあるように見えますね。でも多分これで良いのです。横方向にグラマラスに張り出したタンクが乗り、4本マスラーが付けば、メカがぎゅっと凝縮した具沢山なアグスタのイメージにぐっと近づいてくれるのではないかと思います。

2010年7月4日日曜日

MV Agusta荒くれKnight Cafe(20)

 未完成の愛車Agustaを放ったまま旅に出てしまった藤木桂三から、リアフェンダーとマフラーが届きました。
 オヂさんとしては、山にこもって板金加工の修行をしてくれているものと思っていたのですが、さすがは荒くれ、「フェンダーなんて何だっていいんだよ。所詮は泥よけじゃんか」と吐き捨てる台詞が聞こえるような、プラ板のやっつけ仕事です。まあでも、なんとなくステーのようなものも認められますので、フレームへの取り付けも考えてくれたみたいです。
 ともかく、これで先へ進むことができそうです。

2010年7月2日金曜日

Oh! イタレリ

 イタレリ社から、突然メールでニュースレターが届きました。
 何故だろう。思い当たる節は、数ヶ月前に同社HPにアクセスしたことぐらいしかない。随分そっけないHPだったので、それ以降覗きもしなかったし、そのこと自体も忘れてたんだけどなぁ。
 それはともかく、海外の老舗プラモデル・メーカーが気にかけてくれたかもしれないってことが、何だか妙に嬉しいのです。でも。。。折角なんですが、意味が解りません。イタリア語。

2010年7月1日木曜日

オヤジがんばれ!!!

 今週末から、また熱く(暑く)長い戦いが始まるんですね。
 オヂさん、このジャンルは詳しくないのですが、38歳にして出場を表明した豪腕(アームストロング)オヤジだけは知っています。頑張ってほしいなぁ。
 今年はせっかくだから、どこかのステージを見に出かけてみようかな。