2018年2月11日日曜日

レバノンと言ってもピンと来ない

 レバノンに出張してきたのです。
 と言っても、レバノンってどこ?っていう人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。では、首都ベイルートと聞けばどうでしょう。ほんの少しだけ、国名よりは耳にする回数が多いかもしれません。
 では、どんなところかというと、ヨーロッパの小都市とドバイを足して2で割ったようなところです。ああ、余計に訳わからなくなってしまいますね。
 岐阜県と同じくらいの国土しかない海岸沿いの小さな国レバノンは、実はまあまあ美味しいワインの産地だったりもします。
 これは、レバノン産ワインの代表ブランドの一つ、KSARAというシャトーのワインです。今は何かと危なくて行けないベッカー高原の麓にあるこのシャトーからは、白、赤、ロゼの各種ワインが生産されます。お値段は10米ドル~高くても40米ドルくらいでしょうか。
 赤はミディアムボディでわりとスッキリしており、料理を選ばない感じでした。思いのほか美味しかったイタリアン・レストランでガンガン飲んできました。
 
そして、仕事の合間のほんの30分くらい余った時間にベイルートのishopに飛び込み、ほんとに今更なのですが2017年3月発売の無印ipadを買ってしまいました。だって、エジプトでは目ん玉飛び出るくらい高いので。
 wifi仕様の128GB。まだ何にもアプリを追加してないし、このipadでメールやらLINEやら煩わしい作業をするつもりもありません。毎晩ベッドで横になって眠る直前に、疲れた頭をほぐしてくれるアルファー波の出そうな音楽を聴いたり、或いは出張中のホテルで夜のお供にひたすら動画を観たりする、それだけのためにずっと欲しくて、いよいよ我慢できませんでした。今年はipadもニューモデルが出るかもしれないとか。5万円位のお安いうちに、そしてホームボタンがあるうちに買っちゃいたかった。
 この歳でipad初購入。豊かな動画ライフを過ごせそうです。ん?宝の持ち腐れ?電子書籍くらいは読むかもね。

2018年2月1日木曜日

ニューZ1=おじさんホイホイ

 カワサキの新しいZ900RSに、ビキニカウルをまとったライムグリーンのカフェレーサー・バージョンが出るという今日のニュース。
はいカッチョイイ。ていうか、なんというか絵に描いたような「おじさんホイホイ」ですね、これは。だって、130万円もするわけですから、ノスタルジーにかられた、お金にちょっと余裕のあるおじさん世代でなければ、簡単に手が出ません。
 尤も、私たちおじさんが若かった頃とは貨幣価値も違うし、製品としての品質は格段に向上しているのは間違いありませんから、プライスタグを全面否定するものではありません。でも、人生のある一時期にバイクを生活の中心に置いて、相棒であるバイクと共に泣き笑いする。そんな経験は、おじさんたちではなくて、やはり若者にこそしてもらいたいと思ってしまいます。

2018年1月14日日曜日

不思議大好き(ネッシー)

 ネス湖のネッシー目撃件数が近年急増というニュースが流れていました。
 子どもの頃からUFO、UMA、世界の七不思議とかそういうミステリー話がホントに大好物でした。雑誌「ムー」も、更にはその前身の「UFOと宇宙」も定期購読する少年でしたので、ニュースの見出しだけでもワクワクしちゃうのです。
 さて、そのネッシーですが、実はもう20数年前のことですが、なんとしてもこの目で見てみたいと思い立ち、現地に行ったことがあるのです。
 ロンドンからインバネスに向かう国内線の機内で、若かりし私と妻君の隣には60すぎくらいの見るからに上品なご婦人が座っていました。
 「あなたたち、ネッシーを見に行くのね?」
 教科書のようにきれいなクイーンズ・イングリッシュで話しかけられたことよりも、ご婦人のちょっと悪戯っぽい目の輝きに少したじろぎました。
 「ネッシーはね、風がやんで、湖の水面が鏡の様にぴたーっと静かに止まった日に多く見られてるのよ」
 まさにこれから目撃してやろうと勇んでいた私たちにとって、実に貴重な情報を提供してくれたのです。
 「ネス湖の辺りはいつも風が強いからそんな日は少ないんだけど、ううん大丈夫。実は私も先々週に見たばかりだから。きっと出てくれるわよ」
 ご婦人に背中を押されて更に勢いづいた私たちは、その日から1週間、湖畔のホテルに投宿し、レンタカーを借りて明けても暮れてもネス湖の湖面に視線を泳がせたものの、ネッシーは現れてはくれませんでした。
そりゃあ、この有名な写真は作り物だったわけですし、最近の映像技術を駆使すればもっと信憑性の高いフェイクも出てくるでしょう。
 でも、私は断言します。
 ネッシーはいます(STAP細胞はあります、のノリで)。大地の裂け目の様に細く長いネス湖は、水深が200m以上もあり、海にも通じていると言います。スコットランドの大地はまだまだ手つかずの自然を多く残していますし、外来種などによって生態系が乱されることもなかったのではないか。
 なにより、今でもネッシーに会いたいその一心で、世界中から多くのファンたちが湖に張りついているのですから。

2018年1月1日月曜日

Wishing you all a Happy New Year

 2018年の初日の出は、ナイル川に浮かぶ船の上から拝むという珍しいお正月を過ごしています。
 皆様にとりこの1年が安全で健やかな年になりますように。

2017年12月22日金曜日

スーパーカブご成約。。。ならず

 今回の一時帰国は、毎日ひたすら歯医者に通う日々となりました。
 歯茎に麻酔の注射を打ち、歯周ポケットの奥を特殊な器具でゴリゴリとこそぐクリーニング。すべての歯についてこれをやって、とにかく歯茎の健康を取り戻さなきゃ話は始まらないと。マスクで顔半分が隠れていても、涼しい目と愛らしい声からきっと素敵な女性なんだろうと容易に想像できる歯科衛生士。ごめんなさいねと言いながら、やってることは結構えげつないんでしょう。限られた日数で予約をフルに詰め込んでくれました。お世話になりました。
 てなことはどうでもよくて、歯医者通いの隙間に訪れたのはドリームホンダ練馬店。目白通り沿いの三角地に建つ建物に入るや否や、2台の新型スーパーカブが店内の中央に、どーんと鎮座していました。
 平日の昼間っから訪れた中年の客(私)にただならぬ気配を感じたのか、店員さんが何も言わずにカタログと、60周年1億台を記念して作られた冊子(非売品)をすっと差し出すのでした。以下、店員さんとのやりとり。
店「カブ、かっこいいですよね(手をこねこね)」
み「ぶっちぎりでカッチョ良いです」
店「今度のカブは前後サスが進化して、走りが違います(キリッ)」
み「角型スイングアームになりましたね」
店「メイドインジャパンですから」
み「今発注したら、納車はいつごろになりますか?」
店「この黄色でしたら、即納です。昨日熊本から入荷したばかりです」
み「えっ」
店「諸費用込み乗り出し25万円を切ります」
み「うあぁ買っちゃいたいなぁ。本気で今すぐ買っちゃいたいけど、おかあちゃんに相談しなきゃなぁ」
店「買っちゃった、テヘペロじゃだめですかね」
み「www。必ずここに戻ってきます」
 家に帰っておかあちゃんに報告。自分で払うなら好きにすれば、との有難いお言葉。すかさず不動産屋に電話。しかし現実は厳しく、アパートの駐輪場に空きがないことが10秒で判明。あえなく今回の購入は見送ることになりました。ぐぬぬ、今日のところはこのくらいで勘弁しといたるわ。



2017年12月6日水曜日

赤提灯に誘われて(一時帰国)

 明日から一時帰国します。
 カイロに来てから9カ月の間に、短い休暇と短い出張を含めればこれで3回目の一時帰国ですから、カレンダーを見つめて待ち遠しくなるほど日本を離れていた訳ではないのですけど、それでも休暇らしい休暇は夏休み以来ですので、やっぱり嬉しい。
 はちきれんばかりの物欲もさることながら、赤提灯が私を呼んでいる。
寒い季節には、唐辛子をたっぷりかけた煮込みだろうか。それともやっぱり忘年会のシーズンなので、鍋にするんだろうか。魚も美味しいだろうな。ラーメンも食べたいな。。。
 とはいえ、年末にはエジプトに戻ってくるのです。まだちょっと先ですけど、今年の大晦日の晩は、ナイル河に浮かぶ船の上、砂漠から上る初日の出を見ることになりそうです。

2017年11月30日木曜日

カイロの街はハイエースだらけ

 平日のカイロの街中は、時間を問わず、どこへ行っても激しい交通渋滞です。
 車線や信号なんてものは、あって無いのと同じ。車検も排ガス規制もありませんので、あらゆるメーカーの、しかも当たり前のように整備不良の中古車が路上にひしめき合っています。そこへ荷車を引いたロバだの、ノーヘル上等で幼い子供を前後に乗せたバイクだの、自殺覚悟なの?ってくらい勇敢に道路を渡る歩行者たちだの、もうカオスもいいとこ。イタリアでは運転マナーの悪さにさんざ辟易としましたけど、ここへ来るとエジプト人たちも少しはイタリア人を見習えと言いたくなってしまうほどです。

  そんな酷い交通事情の中、市民の大切な通勤の足となっているのが、乗り合いのミニバス。こちらでは「セルビス」(サービスのフランス語読みなのか)と呼ばれていて、そのほとんどがトヨタ・ハイエースです。主要な幹線道路には常時無数のハイエースが走っていて、路側帯のないところだろうが、信号の交差点だろうが、後続車が詰まって渋滞を悪化させようが、まるでお構いなしにどこでも止まって客が乗り降りします。料金は、ちょっと遠くても多分100円するかしないかくらいでしょう。
エジプトではつい先日も、シナイ半島でモスクが襲撃され、死者300人を超える悲惨なテロ事件が発生しました。2012年の革命を境に、世界中からエジプトを訪れる観光客は激減し、ようやく回復の兆しをみせてきた矢先の出来事です。
 しかし、観光客の少ない今ですらこの渋滞なのですから、政情が安定して客足が戻って来たら、いったいどうなってしまうのでしょう。